「川崎フットボールアディクト」

マルシーニョ「個人的なところが成長できれば、自然とチームの力になると思います」【コラム】

途中交代出場した札幌戦で力強いカウンターを沈めたマルシーニョについて鬼木達監督は、決定力に課題があると指摘していた。

そうした背景もあり、一般公開された14日の全体練習後には、クラブハウスに帰ろうとしたマルシーニョを呼び止めて居残りのシュート練習を促す場面も。その件について鬼木監督は「ちょっと足なんかも痛めてたりとかして、ケアもしなきゃいけない」ことを理解しつつも「1日、ちょっとの本数でもやるだけで意識とかあとは技術的な部分も変わってくる」からと、シュート練習を促した理由を説明する。

もちろんあのシュート練習が札幌戦のゴールに繋がった訳ではないにせよ、シュート練習を続けてきた効果はあったはず。そのあたりについてマルシーニョ本人はどう思っているのか。

「日々の練習の中でやっていることが試合に出ると思っている」のだと話すマルシーニョは「あの日も、ちょっと自分的には練習がきつくて、疲労感もあったので。体の治療もしようかなと思ったんですけども、監督の方から、もしできるのであれば、少しでもいいからシュート練習をやってということを言われましたし。自分の中でも、それができる時は、少しずつでもやっていこうと思っていたので。あの日に関しては、そのような流れで(やりました)」

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