2022年07月04日 7時00分　
カテゴリ： #オフログ • ★無料記事 • アカデミー
タグ : 2022 • pickup • アカデミー • 大関友翔 • 川崎U18 • 松長根悠仁

「小さい頃から夢だったプロサッカー選手。やっぱり憧れの川崎フロンターレってクラブで、なれたことをすごく嬉しく思いますし、なるだけじゃ意味ないと思うので、皆さんに恩返しできるような活躍をできればなと思ってます」

ちなみに大関はU18からアカデミーに加わった一人だが、柿生が地元ということでフロンターレファン歴は長いとのこと。

「麻生グラウンドには小さいころから練習を見に行って、サインを貰ったりしてました」

ちなみに子供の頃の憧れは中村憲剛さんだったという。

「憲剛さん、ずっとうまいなあと思ってて。ずっとプレー集を見てました」

その憧れの中村憲剛さんとの会話が自分の成長につながっていると話してくれた。

「やっぱ意識するところはありますし、憲剛さんともユースに入ってからすごく会話させてもらうこととかもあって。最初の方はやっぱ緊張して話せなかったですが、徐々にやっぱ自分の質問とかもできるようになってきて。そこら辺は、やっぱり自分の成長にも繋がってるかなと思います」

なお、最近教わったことで、フリーにまつわる価値観が変わったとのこと。

「それこそこの間で言ったら、相手チームが5枚とかで、センターバックを含めて5枚敷いてきた時の崩し方だったり、というところで。自分、背後がなくなってしまうなっていう話をしてたんですけど、自分の背後の価値観が憲剛さんとは違ってて。これでも空いてるんだって、フリーなんだっていうところを、憲剛さんに言われて。ちょっとした価値観の違いっていうのは感じました」

その結果として「0.5歩でも離れてれば、指せるよねっていう話をされたんで。そこはちょっと自分の中でずっとフリーの概念が変わりました」と述べている。

そして、昇格に向け1日1日を大事にしたいとプロの世界を見据えていた。

「何年もプロの世界ではチャンスはないと思うので。やっぱり1日1日を大事にしないといけないですし。そういった意味で早く発表してもらったんで。半年ぐらいあるんですけど、そこではやっぱり自分の長所を伸ばすところもそうですけど、守備のとこだったり、最後キツイ時間で自分がどれだけ頑張れるかっていうところは、もっともっと突き詰めないといけないなと思ってます」

松長根、大関両選手とも、プレミアEASTを無敗で快走する川崎U18を主力として牽引しているが、今回の発表を契機にさらなる成長を見せてもらいたい。

（取材・文・写真／江藤高志）

前のページ