中野吉之伴フッスバルラボ

ドイツサッカー協会とドイツプロコーチ連盟が毎年共催する「国際コーチ会議」で行われたトレーニングデモンストレーションを一部紹介!

▼今回は3対3のゲーム形式のトレーニングを動画で紹介する。

内容は、国際コーチ会議で行われたトレーニングデモンストレーションの短い動画だ。国際コーチ会議とは、ドイツサッカー協会(DFB)とドイツプロコーチ連盟(BDFL)が毎年共催されているもので、DFB公認A級、プロコーチライセンス所得指導者のみが参加を許される。3日間、最新のスポーツ学、トレーニング理論、フィジカルやメンタルの考察、DFB公認指導者やブンデスリーガ育成指導者によるトレーニングデモンストレーションなどが行われる。

この動画は数年前の国際コーチ会議で、元ドイツ代表監督でレバークーゼンやケルン、最近ではガラタサライやルーマニア代表などで指揮を執ったクリストフ・ダウムが地元のU19チームを対象にトレーニングデモンストレーションを行った時のもの。まさに今回紹介した3対3のトレーニングを取り扱っているが、声のトーンやタイミング、プレーのインテンシティなどを見てもらいたい。素早く攻撃に展開し、シュートまで持ち込んだシーンを特に強調して誉めていた。切り替えが遅く、相手へのアプローチが遅い時には特に強調して指摘していた。それができている状態を作れば、選手たちは非常にメリハリのあるトレーニングを行うことができるという一つの好例だと思う。

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