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中野吉之伴「子どもと育つ」

中野「助けた方がいいのはわかるけど、どう助けていいのかがわからない。問題は指導者側にあることが多い」【1月特集「読者の質問に答えます」vol.1】

 ▼読者からの質問1

「サッカーの練習や試合において、ジュニア年代への『責任』の持たせ方、声かけはどうするのが良いか? ドイツではどうなのか?」

これが質問です。

他チームとの試合で選手が簡単に抜かれて追いかけない状況や、味方がピンチになっても助けない状況などを見て「お前のせいだろ」と怒鳴りつけるコーチを見かけます。私は、そうではなくてトレーニングから何らかの意識付けができるはずだと思っています。「ボールを奪われたら、まずは自分が頑張ろう」、「味方のミスはみんなでカバーしよう」などと声かけをするのですが、いまひとつ浸透しません。

中野さんのジュニサカの記事「ボールに触れずに試合が終わってサッカーが楽しいと思えるか?」を読みました。私も技術面や戦術面の指導は一応しているつもりですが、それよりもメンタル、思考力の指導がトレーニングに落とし込めていないから「個人に責任も生まれないのかな」という気がしています。

 ▼中野からの答え

「責任」という言葉を使うと重く感じますよね。

そもそも子どもがその言葉を聞いて、大人が思い描いているような「責任感」をイメージすることができるでしょうか? できる子はいます。でも、できない子もいます。年齢にもよりますが、わからない子の方が多いはずです。

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