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中野吉之伴「子どもと育つ」

絶賛、生き方に向き合い中! それでも仕事、サッカー、人との関わりと日常がある。【「吉之伴の日記」vol.6】

▼3月1日(金)/カーニバル休暇で子どもはウキウキ!

この日から子どもたちはカーニバル休暇。寝坊できるのがよっぽどうれしいようだ。朝ご飯は、昨日買っておいたベルリーナーを食べる。ドーナッツ生地の中にジャムが入っている菓子パンで、カーニバルの時期によく食べる。長男がリンゴを切り、次男がコーヒーを入れる。のんびりできる時間が心地いい。朝食後に仕事をしようと思ったら、WEBマガジンの「2月上旬日記」を前日に送っていたつもりで忘れていた。慌てて送り直す。

夕方はホッホドルフU9の練習へ。今日は同じクラブの一学年上のチームと練習試合。多くの子は去年僕らのところでプレーしていた。久しぶりに会えていっぱい話ができた。体のサイズはちょっと大きくなってもプレーぶりは変わらない。それがまた微笑ましい。この試合についてはこちらの「子育て奮闘記」をどうぞ!

夕食後、サッカーダイジェストWEBのブンデスリーガコラムを入稿。テーマは「シュツットガルトの内部事情」について。このクラブは、どうも覇権争いが多すぎる。それが良くないのは当事者もわかっているだろうけど。今季も残留争い真っただ中である。

▼3月2日(土)/「SCフライブルク」との練習試合

午前中、フライブルガーFCのU16は「SCフライブルク」U15とテストマッチ。今回は「なぜかどちらのホームではない」シュタウフェンという中立地での試合。SCフライブルク側からの話だった。うちとしては別に問題はない。緊張感がある試合だといいプレーを見せてくれるのはいいことではある。ただ、この緊張感を普段の公式戦でどうするのか。そのあたりはまだまだ取り組んでいかないと。

午後は子どもたちを連れて近くのプールへ。私はプールサイドでカプチーノを飲みながら池井戸潤著の陸王を読む。今の心理状態にピッタリの本だった。すごく元気が出てくる内容だ。子どもらは5mのジャンプ台からの飛び込みを繰り返しやっている。よく飛べるな。私は怖くてできない。

▼3月3日(日)/家族で手作り餃子を楽しむ!

「ウォルフスブルク×ブレーメン」の取材予定だったが、大迫選手がまだ欠場のため、キャンセルに。なので、家でゆっくりすることにした。陸王を読み進める。楽しいから読んでいるのはもちろんだが、読み進めなければという思いがないわけでもない。焦っちゃダメだとわかっているけど、「早く気持ちの整理をつけたい」という両極端な心理状態。頭の中が行ったり来たりだけど、しょうがない。こんなときはそういうものだから。いい意味で開き直る。

夜は家族で手作り餃子をすることに。私が皮をこね、中身を準備し、次男が皮を伸ばし、長男が餃子を包む。二人とも慣れたものだ。手作りの焼き立ては格別にうまい! アッという間になくなってしまった。

▼3月4日(月)/初心者コーチでも使える本を出したいな

朝食後、WEBマガジンのコラムを書き上げる。今回はトレーニングメニューについてまとめてみた。あれだけたくさんのトレーニング教本がでているのにトレーニングメニューの作り方や考え方をまとめた本ってまだ世に出てないと思う。拙著「年代別トレーニングの教科書」ではそこに着手しようと思ったが、正直もっとかみ砕いてわかりやすいものができると思っている。初めて指導者を始める人でもある程度のトレーニングメニューを作れるようになるような本を世に出したいなぁ。

午後は日本語補習校で日本語の先生をしている妻が、担当学年の子どもたちを家に呼んでの味噌づくり。少人数だからこそできる。こうした肌感覚の実地学習は「とても大事だよな」とつくづく思う。途中近くのカフェに出かけて、またも陸王。心に響くページはスクショで取ってまとめておくことにした。

夕方からはフライブルガーFCのU16のトレーニング。

▼3月5日(火)/ラーメンで友人家族をおもてなし

カーニバル休暇中なので、ホッホドルフU9の練習はお休み。そこで友達家族を招待して、うちで手作りラーメンをごちそうすることになった。もう何年も前から少しずつ改良しながら作っている。麺打ち用にパスタマシーンを購入している。鶏ガラからスープを取り、昆布ダシの魚介スープと合わせる。お客さん使用にチャーシューもちゃんと作った。力を入れた甲斐もあり、皆さんに大満足していただけた。うれしい。料理が趣味なので作っている間、そして美味しくみんなで食べているときは本当にリラックスできる。

夜は「ドルトムント×トットナム」のCL試合をテレビ観戦。ファースト・レグを完敗していたドルトムントだったが、ホームで戦うセカンド・レグでは見違えるようなすばらしいプレーだった。ただゴールだけが奪えない。そして、ゴールを奪えないと反撃を受けてしまう。それにしてもケインのゴール前での落ち着きは何なのだろうか?

その後、WEBマガジンの「指導者の挑戦」コラムを書き上げて入稿。冬の準備期間中のことをまとめてみた。すべてが思った通りにことが運ぶとは思っていないが、あまりにも予期せぬことが続くと難しい。本来、準備期間中にチームをまとめ上げるのは自分の強みの一つなのだが、それができる状態とできない状態がある。できないときにどのように次善策をとるのか。日々挑戦です。

▼3月6日(水)/一人でフライブルガーFCの練習対応

今日のフライブルガーFCのU16のトレーニングはアシスタントコーチが所用で来られないので一人! 朝から相当準備した。選手がどんな反応をするか。考えすぎてもダメだけど、準備がおざなりでもダメ。なんとか集中力のあるトレーニングを行うことができた。良かったというよりホッとした。ただ、メンタルへの疲れはたまる一方だ。

▼3月7日(木)/スポーツ心理学者を読んでチームワーキング!

午前中、サッカーダイジェストWEBのブンデスリーガコラムを仕上げる。低迷しているシャルケについて書いた。「歯車が狂ったまま、無理やり回そうとし続けたら歯が全部なくなってしまった」といった感じで落ち込んでしまっている。できていたこともできない。結局、テデスコ監督はその後解任され、残留争い。来シーズンどんな新スタートを切るんだろうか。

その後、子どもらが友達に誘われたのでその家まで送っていく。すぐにお暇するつもりが友人とそのままおしゃべりをしているうち、結局ずっとお邪魔させてもらうことに。ここ最近の様子を心配してくれていたので、いろいろと話を聞いてもらった。話をすると心がスッキリする。頭の中も整理されてくる。話ができてよかった。

友達って「ス・テ・キ」!

午後は、フライブルガーFCのU16がチームワーキング。スポーツ心理の専門家を招いてチーム内の問題解決に挑む。通常、練習の2時間前に全員集合し、ワークショップを行う。彼らの取り組み、心理学者との会話を聞きながら、いろんなヒントをもらう。なかには心がキリキリ痛む内容もあったが、それをどう解決するかという目線で一緒に語れたのは大きい。みんな本気でサッカーがやりたい。でも、ふざけてしまう。それにのってしまう。僕ら指導者に厳しさを求めてくる。「明確なルール作りをしよう」ということになった。やっていいこと、ダメなことをはっきりさせる。そして、チーム内での目標・規律・取り組みを自分たちで考える。

すぐに全部がうまくいくわけではないが、その後に行われたトレーニングではこれまでと少し空気の違った雰囲気があった。今シーズン残り、まだいろんなことが起こると思うが、やるべき基盤を作り上げることができたのは大きいはずだ。

練習後、家族で近くのアイススケートに行った。私は人生はじめて! 子どもらも妻も経験者。なんだか難しい…全然思い通りに滑れない。派手に何度も転んだ。でも、楽しい。いい時間を過ごせた。

▼3月8日(金)/大迫選手はまたもケガでメンバー外!

朝食後、サッカーダイジェスト用の原稿を編集部にメール。ドイツの記者から見た「ヴィッセル神戸」がテーマだった。「名声に頼るだけになるのは良くないよ」という話。その後、昼過ぎに電車でブレーメンへと向かう。ICEを乗り継いで6時間半ほど。車内でWEBマガジンの「2月下旬日記」を仕上げて送る。途中、ハノーファーでの乗り換え時に遅めの昼食。ふと入った中華料理店で「味噌ラーメン」があったので好奇心に負けて注文。まずくはないけど、おいしくもない。無難にフォーにしておけばよかった。

この日はベンチ入りの可能性もあった大迫選手が、またしてもメンバー外に。じっくりとケガを治してほしい。試合の方は解任の噂があるシャルケのドメニコ・テデスコ監督がクラブのために戦える選手を中心にスタメンを組んできた。これまで以上に気持ちのこもったプレーを見せていた。だが、それだけで勝てるほどブレーメンは弱くはない。鋭いコンビネーションでシャルケ守備陣をほんろうしていた。

試合後はハノーファーまで電車で戻り、ホテルへ。

▼3月9日(土)/友人たちと酒を飲みながら語り合い

朝目覚め、ホテルでしっかり朝食を食べてから電車でフライブルクに戻る。車内でチーム戦術についてまとめ、それに合わせて画像や戦術メモを作成。フライブルクに到着後、友人宅へ直行。

今日は食事に招かれていた。

子どもたちがワイワイ遊ぶ中、大人はお酒を飲みながら楽しく語り合い。「元気ですか?」って友人に聞かれたけど、元気にしているつもりでまだどこか元気ではない感じが出てしまっているのだろうか。「早く元気になれ、オレ!」。日本からお土産でもらった日本酒を手土産に持って行ったけど、どの食事はとてもおいしく、お酒もおいしかった。子どもたちは室内で汗だくになるほど遊んでいた。大人たちの会話を盛り上がってとても楽しかった。

帰宅後、夜にフットボールZONEに宮市亮選手の原稿を入稿。負傷が多く、非常に礼儀正しい好青年だ。1部昇格のチャンスもまだある。来季一部でハンブルクダービーが見られたら素晴らしいなぁ。

▼3月10日(日)/後半戦が開幕。5対1で快勝!

いよいよフライブルガーFCのU16の後半戦開幕だ。

同じフライブルクを居にする「アイントラハト・フライブルク」とのダービーマッチ! 前半戦の開幕では4-2から4-4に追いつかれて引き分けただけに、何としても勝ちたい。結果は5-1で快勝。内容もすばらしく、試合後にはみんなで輪になって喜んだ。チームワーキングの効果はちょっとずつ出てきているようだ。

妻はフライブルクから少し離れた「キルヒツァルテン」行われたマーケットに出店。朝から天気が悪くて客の出足が心配されたが、ビックリするぐらいたくさんの人出でにぎわっていたそうだ。うまくいったようで何より。

▼3月11日(月)/フライブルクは雪が降り、春はまだ…

午前中、WEBマガジン用のコラムをまとめる。今回はトレーニングメニューのアレンジの仕方。メール送信後、外を眺めると雪! 春はまだか。

夕方からはフライブルガーFCのU16のトレーニング。今日は選抜チームの練習があったのと、ケガや風邪の影響で普段の半分も選手が来なかったので、U17との合同練習に。たまにはそういう日があってもいい。

▼3月12日(火)/出張先で帰国時に出会った人たちと再会

数日間、出張なので昼に妻とカフェデート!

忙しいとゆっくり話をする機会が少なくなってしまうので、時間があるときにはカフェでのんびり話す時間を持つようにしている。おいしいコーヒーとおいしいケーキ。留守中いつも子どもらのことで大変だと思うけど、よろしくお願いします。

まず、行先はマンハイム。

ハイデルベルクに短期留学中の青年と昼食を取る。年末年始に徳島で開催した講習会に来てくれた高知の学生がいて、彼はハイデルベルクに1年間留学していたと。で、そのときに現地で知り合った友人に僕の本を紹介してもらい、感銘を受けてくれた、と。そんな縁でそのハイデルベルクでの友人が私に連絡を取ってきて、無事この日会うことになった。「バルシューレ」というボールを使った子ども用のスポーツ活動を推奨している団体の勉強をしている。スポーツの在り方、育成の在り方などを語り合う。マジメで目標を持った好青年だった。

次の目的地はニュルンベルク。

友人と夕食を取りながら、いろいろと相談に乗ってもらった。こちらの方も知り合ったキッカケは、年末年始の一時帰国時の活動。日野市で行ったサッカークリニックに「たまたま一時帰国中だから息子を参加させてもいいですか?」と連絡をいただいた。サッカーの話から、普段のく暮らしの話まで楽しくいろんな話ができた。連れていってもらったピザ店もすごくうまかった。

▼3月13日(水)/ドイツに行くと決意した場所を訪れる

ニュルンベルクを出てレーゲンスブルクへ。

頭の中、心の中を整理する旅と勝手に位置づけて「自分がドイツに行く」と決意した場所を再訪してみることに。お気に入りの場所に行って、お気に入りのソーセージを食べて…別に行ったからと、そこでいろいろ考えたからとすぐにうまくいくわけではないけど、キッカケを作ることはとても大切なことだと思う。少なくとも気持ちの整理はついた。

レーゲンスブルクからその後ミュンヘンへと向かう。CL「バイエルン×リバープール」の取材。ホームでの試合、バイエルンは勝ち抜けの可能性もあると思っていたけど、終わってみたらリバープールの順当勝ちだった。敗退を喫した後も、スタジアムにはブーイングではなく拍手。「ファンもわかっていたんだな」。そういう時期だということを。

この日の宿は、ミュンヘン中央駅近くのウォンバットユースホステル。8人部屋のドミトリーだった。ドイツに来たばかりの頃を思い出す。最初の2か月、ミュンヘンで住まいを見つけることができず、ユースホステル暮らしだった。8〜13人のドミトリーで過ごし、日中はバーガーキングの1€コーヒーで粘り、ドイツ語の勉強をしていた。我ながらよくやっていたと思う。ドミトリーでは、同部屋の若者らが結局3時くらいまでうるさかったのでなかなか寝られず!

▼3月14日(木)/深夜深くまで二本の原稿に向き合う

チェックアウトのギリギリまで寝てチェックアウト! ミュンヘン中央駅のドイツ鉄道ラウンジで木之下さんとミーティング。今後のWEBマガジンの展開について話し合う。ただイメージはあるけど、まだ自分の中で漠然としているものが多い。4月の一時帰国時に顔を合わせ、方向を定めていこうというところで話を終えた。

昼食を食べに、ちょっと中央駅から離れたラーメン店へ。店員さんの態度が雑で少しカチンと来るが、おおらかな心で受け止める。食べ終わった後は急いで駅に戻り、ザルツブルクに移動。ELのナポリ戦の取材だ。ザルツブルク駅では急に甘いものが食べたくなったので、中央駅構内にあるカフェでカプチーノとケーキ。ちょっと大味だったけど、おいしくいただいた。

試合の方は、非常におもしろかった。

ファースト・レグを0-3で落としていたザルツブルクだが、試合をあきらめるつもりは毛頭ない。そんな空気感を最初から出していた。だが、ナポリもしたたかだ。特に守備組織の作るスムーズさがすばらしい。主力ディフェンダーの何人か欠場しているのに、この完成度だ。

深夜、原稿を仕上げて入稿。サッカーダイジェストWEBではCL「バイエルン×リバープール」での指揮官の采配に注目したコラムを。選手交代にどんなメッセージがあるのかを紐解こうと試みてみた。

続けて、フットボールZONEに先日の「バイエルン×リバープール」の原稿を書き上げる。こちらは試合後の両指揮官、選手のコメントをもとに試合を振り返ってみた。気がつくともう3時。明日、起きられるだろうか…。

▼3月15日(金)/寝る前の予感が当たり、寝坊…

寝る前の予感的中!

パッと目が覚めたら、もうチェックアウトの時間。せっかく朝ご飯がおいしいだったのに…。とはいえ、しょうがない。すぐに準備をして中央駅に向かう。車内でWEBマガジンのコラムを書いて送る。ここのところ原稿がいつも遅くなってしまっている。反省だ。コラムは「子育て奮闘記」だ。正直いろいろとストレスが多い毎日なのだが、この次男チームでの活動は心から楽しんで関われていると感じている。子どもたちの成長を間近で見られることはなんとすばらしきこと。

7時間かけてフライブルクに到着。

車内では、かなりの時間寝ていた。家に帰った後、少し休んでからホッホドルフU9の練習へ。子どもたちから元気をもらう。深夜、サッカーダイジェストWEBのブンデスリーガコラムを入稿。好調のレバークーゼンを取り上げた。ハバルツとブラント。ポテンシャルが極上の二人がクラブでCL進出を果たし、そこで活躍してさらに成長していくというストーリーを見てみたい。

4対4のミニゲームをどれだけアレンジできるだろうか?【トレーニングメニュー05】

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