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中野吉之伴「子どもと育つ」

サッカーへのビジョン。休むことの大切さ。日本の子どもは大切にされているのか?

▼浦本、ひぐらしさんとのトークセッション パート2

前回に引き続き、大分県中津市で元Jリーガーで現FCジュニオール代表を務める浦本雅志さんとライターのひぐらしひなつさんとのトークセッションの様子をお届けする。

サッカーの指導には答えがないとよく言われる。だが、だからと言って答えを探し出そうとしないのは違う。その時々の、それぞれの状況によって、答えとなるものを探し出し、作り上げることができるはずだ。

今回のトークセッションからも的確で適確な答えへのアプローチがたくさん見られた。視野を広げ、受け止めて、受け入れて、その中から問いを探し出してみよう。きっとその先には大事な何かがあるはずだ。

▼  こだわりの意味
浦本「サッカーってドリブルだけできれば成立するわけではないし、ポゼッションにこだわってパスしてパスしてパスしてとなったら成立するというわけでもないので。守備頑張れる選手がいて、FWも点が取れて、そういういろんな特徴が集まってサッカーは成り立つと思うので。人間社会においても一緒で、いろんな人がいる中で組織というのは動いていく。縮図といわれる部分はありますよね。ぼくがジュニオールの選手を見る時には、こうやってほしいというよりも、その選手の特徴を、その子がどこで一番輝けるのか、というのを考えて、見極めて、ポジションを考えたり、その子に対してどんな言葉遣いで話してあげたらいいかなと頭を悩ませたり。一人一人に応じてやるようにしてますね。
だから『ドリブラーを育てます』とか、『ストライカーを育成します』とかいうのはないです。まったくないですね。その子たちの持っている能力を最大限引き出す、伸ばす手伝いができたらいいなと思いながら指導しています」

ひぐらし「家事のお手伝いに関してもそうですかね?お母さんが、お子さんに対して、家事全般できてもらうようになるより、掃除のスペシャリスト?」

浦本「今の僕の話だと、掃除だけできればいいみたいに聞こえるかもですけど、でもサッカーでもそうなんですけど、どれだけ守備がうまくても、ある程度の基準となるボールコントロール、キック、そういうのは絶対に必要なので。特化した部分も必要ですけど、だからと全般的なベースの部分というのもすごく大事なので。掃除が得意だからって、ほかの家事も、たとえ苦手でもある程度できるようになる。でも、この部分だけは家の中で俺に任せとけみたいなのがでてくるのがいいという感じでしょうか」

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