中野吉之伴フッスバルラボ

日本を回っている中でふと気になった親の行動とは?子供にどんな背中をみせていますか?


▼ 日本での活動もあと4日

1月9日に日本へ戻ってから、連日精力的に動いている。今日は茨城県桜川市で池上正さんと対談を行う。サッカーはサッカーにしてあらず。ピッチ上で見られる様々な問題は、普段の取り組み方や考え方が多分に影響して生じるものだ。

「サッカー指導者がサッカーを伝えられなかったら失格だが、サッカーのことしか伝えられないのであれば問題外」

これは私が常日頃から言っている言葉だが、本当の意味で両者のバランスを自分の中に見出して、取り組むのは簡単なことではない。だが、そこへのチャレンジなくして、本当に意味でのいい指導者にはなれない。私にしても、池上さんにしても、難しいことは難しいと認めたうえで、ではその中でどうすればいいのだろう、というのをいつも考えている。現状維持では先に進めない。果たして、今日はどんな話ができるだろうか。対談の様子は後日当WEBマガジンでお届けしたいと思っている。

明日は小学生1~3年生対象と4~6年生対象でクリニック+ミニゲーム大会を行う。1~3年生では「フニーニョ」を行うのだが、ただやっておしまいではなく、その中で変化がみられるようなトレーニングを間に挟もうと思っている。これもどんな現象がみられるか楽しみだ。

4~6年生ではフニーニョだけではなく、様々な形態のミニゲームを並行して行い、それぞれにどのように子どもたちが対応していくのかを見たいと思っている。こちらも、ゲーム形式の合間にトレーニングを入れて、サッカーへの認識を深めてもらえるようにアプローチしてみたい。

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