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中野吉之伴フッスバルラボ

一斉休校は始まったばかり。何ができて何ができないのか、まずは情報収集とコミュニケーション

こんにちは!水曜日無料コラム担当のゆきのです。

先週、ここに記事を書いてから1週間。その間に、ドイツ・フライブルクで暮らす私たち家族を取り巻く環境はずいぶんと変わってしまいました。

先週11日(水)の時点で、フライブルクでも学校関係者にコロナウィルス感染者が出始めたことから、一部では既に学校閉鎖・学級閉鎖が始まっていました。金曜日には、翌火曜日からの一斉休校が決定。16日(月)の現地時間夕方にメルケル首相の会見があり、一斉休校だけでなく、生活必需品を扱う店以外は閉店となること、人が集まる公共施設やレジャー施設も閉鎖され、さらに屋外の公園も閉鎖(!)、必要最低限の外出以外は大きく制限されることになりました。

公園も閉鎖、というのはかなり衝撃的でした。もともとドイツの子育ては外で遊ぶことをとても重視します。生後まもない赤ちゃんでも、ベビーカーに乗せて外の空気に当てるのは常識。お天気が少々悪くても、子どもはそれに見合った服装をして外で遊ぶのが当たり前。せめて散歩くらいはしないと健康に悪い、と言われます。多くの学校では「休み時間は教室にいてはならない」「戸外で過ごさなくてはならない」という規則があるほど。

ですから、一斉休校が決まった後も、とてもお天気のよかったその後の週末、公園はまるで何事もないかのように家族連れで賑わっていました。いつもの週末の光景と何も変わらないといってよかったと思います。それがわずかな時間で「極力外に出るな」に変わってしまったことが、今回の事態の深刻さを物語っています。

次男の通う小学校。以前に撮ったものなのでまだ平和です

校長先生からは一斉休校が始まる前日にこんなメールが来ました。春爛漫という言葉がぴったりだったこの日、校庭でさっそく大勢の子どもたちが集まって遊び始めたので、すぐに家に帰したこと。この休校の目的は、人と人が接触する機会を最小限に抑えること。思い切り遊べるいつもの休暇とは全く違うのだということ。子どもにとって友達と遊べないということがどれほどのストレスになるかは痛いほど理解しているけれど、今はそれも最小限に抑えなくてはいけない時期なのだということ。

メールの中に「社会全体が協力し合って」とか、「一致団結して」というような言葉が何度も出てきて、強烈な違和感を感じました。みんなが協力し合って力を合わせて向かう先が「人と会わないこと」「自宅にこもること」であり「社会の中での人と人とのコンタクトを可能な限り減らすこと」というのは、なんと皮肉なことなんだろう、と思いました。

こんな普通の光景が見られなくなる日が来るなんて……

ここでの「コンタクト」は物理的な人と人の接触のことで、それ以外の方法で人と人が繋がる方法はもちろんあります。でも、ドイツに移り住んでから今まで、たくさんの人と物理的につながって、助け合って、仕事をし、子どもを育ててきた身として、その当たり前の生活が突然当たり前でなくなることは、受け入れがたいショックでした。一斉休校だけでなく、それ以外の日常生活もこんなに一気に変わってしまうとは。

今のところ、外出禁止令が出るまでには至っていないので、気分転換程度に公園以外の緑地帯や森、河原などで散歩したり、自転車に乗ったり、遊んだりするのは健康維持のためにOK。友人同士で仕事のために子どもを預かりあうのもOK。この一斉休校の期間中、子どもを預かってもらえるのは両親が揃って(シングル子育ての家はもちろん片方だけでいいのですが)医療、介護、物流、公共サービス、生活必需品の販売などに従事している家庭だけ、とかなり限定されています。

テレビやスマホやゲームに頼る時間も長くなってしまいそうです

近所に住んでいる、一番付き合いの古いママ友に、仕事どうするの?と聞いてみると、彼女もパートナーも少しずつテレワークに切り替えている最中で、今週中はまだ少し出社しなくてはいけないとのこと。完全在宅に切り替えてからも、家で子どもを見ながら仕事をしていると捗らないのは火を見るよりも明らかなので、時々交代で子どもを預かりあう約束をしました。ひとまずこれで、子どもが5週間誰とも全く遊べないという事態は回避できそうです。具体的に何がどの程度までOKなのかの判断はどうかの受け止め方は人によって幅があるのが現実。こんなときに友達と価値観のズレでギスギスしたくはないので、身近なところに価値観を共有できる友達がいてくれて本当に心強いです。

これからも短期間でいろいろなことが起こり、社会に様々な影響が出てくると思うので、この無料コラムももう少し回数を増やして、ドイツで生活している中で直面した出来事を書いていこうと思います。次回もよろしくお願い致します!

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