中野吉之伴フッスバルラボ

アーカイブ:指導者論

インテリジェンスのある選手とは? 年代別指導とは? ドイツで行われる「今」の育成からそれぞれのテーマを再考する(18年3月6日)

(1)「子どもがどんな大人になることが望ましいのか」という視点の持ち方
(2)「そのために育成における年代別の適切な環境とは何なのか」という整理の仕方
(3)「その中で子どもはどのように育つべきか」という関わり方
(4)「指導者に求められるものは何なのか」という取り組み方

2016年に出版した著書「世界王者ドイツに学ぶサッカー年代別トレーニングの教科書」でも提示させてもらったが、もう一歩踏み込んだ内容を求める声が多かった。そこで、その辺りをブラッシュアップして、よりわかりやすくまとめてみることにした。

池上正さんとの対話から考える育成現場に求められるものは?子どもでもわかる透明性と1+1を2以上にするために(18年2月28日)

日本サッカーに足らない選手間の関係性とは?小難しい戦術用語を使おうとする前に、まず押さえておかなければならない本質的な要素があるのではないだろうか?日本の育成現場で経験豊富な池上正さんとの対談から、指導現場で見失ってはならない点について話し合ったので、ぜひ読んでいただきたい。

講習会は参加するだけでは学びにならない。指導に落とし込むには講師とのディスカッションも重要だ(18年2月26日)

中野「指導者って、どうしても伝えたいことが多くなって、話過ぎてしまいますからね。でも情報量が増えてしまうと、短時間では自分なりに整理することができない。結局、子どもたちは何をどうすればいいのかがわからないまま練習に取り組むようになってしまいます。そうなると、うまくいかないですよね」

ではどうしたらいいのだろう?

クラマーさんの教え。「指導者とはチームが苦しい時に開けるべきドアを示してくれる存在である」(17年12月25日)

ドイツでもレジェンド級の指導者とされる故デットマール・クラマーさん。その言葉からは現代にも通じる指導者としてのあり方を伝えてくれる。子供たちと向き合ううえで、指導者をする方、教育現場に携わらる方みんなに読んでいただきたい。

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