中野吉之伴フッスバルラボ

松岡GKコーチ「練習でやったことを試合で出せるようになったら本当に嬉しい」

▼ VfBシュツットガルトU14-U15 GKコーチの松岡裕三郎さんにインタビュー第2弾!

→第1弾はこちらになります!!ドイツには色々な人種がいるので、いい意味でいろんな人がいて、それをみんなが理解して、リスペクトを持ってやっている

中野「GKコーチになってみて楽しいと感じるのはどういうところでしょうか?」

松岡「やっぱり選手の成長が目に見えてわかるので、それはすごく楽しいですし、あとは試合で勝つこと」

中野「特にGKはフィールド選手と違って、最初はなかなか専門的な指導を受けられないじゃないですか。だから、より真っ白な状態でGKコーチのところに来る子が多いと思うんです。だからより成長が見えるのかもしれないですね」

松岡「本当にそうですね。あとVfBシュツットガルトを例に挙げると、U11からU13までは一緒にトレーニングをやってるんで、U13のGKには物足りなさがあると思うんです。それがU14に来て、まだテクニックとかも確実には習得できていないところでやるので、目に見えて(成長する)。練習でやったことを試合で出す。それが見れたときには『よっしゃ!』って思います」

中野「今まで出来ていなかった動きがスムーズにテクニックとして出せたときとか?」

松岡「そうですね。練習でやったことを、練習中のゲームや試合で出せるようになったら本当に嬉しいです。そういうときにはビデオでもうGKコーチ全員に見せます」

中野「選手も監督やコーチからフィードバックされたら嬉しいでしょうしね。今、クラブでは試合は全部映像を撮っているんですか?」

松岡「ホームの試合は全部撮っています。アウェイでは、U15以上の試合は分析(担当者)もついていって撮ることもありますけど、(担当者が)いないときはビデオなしか、相手チームが撮っていたらそれをもらうこともありますね。だからU15以上はほぼ全部(の試合)ですかね。U14はホームだけ」

中野「相手に映像をもらうこともあるんですか?」

松岡「ええ、もうしょっちゅうですね。試合終わって『映像ちょうだい』って。持っていったパソコンにその場で入れてもらったり、送ってもらったりしてます」

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