【サッカー人気1位】実直なプレーで王者に対抗 献身性を見せ…

中野吉之伴フッスバルラボ

もうすぐ練習再開。コロナと共存しながらサッカーをするということ

こんにちは!編集・管理担当のゆきのです。今週のコラムは1日遅れで更新させていただきます。

先週(56日)のコラムの文末に「たぶん来週のこのコラムを書くころにも、状況はそう大きくは変わっていなさそうです 」と書いた直後、いろいろなことが急に動き出しました。素人のカンなんてあてになりませんね。

バーデン・ヴュルテンブルク州では、まず518日から小学4年生が、教室での授業を再開できることになりました。4年で卒業を迎えるドイツの小学生は4年で卒業を迎えますから、日本の高3にあたる子どもたちの次に、小4の授業が再開されたのは納得の判断です。残り少なくなってしまった学校生活をせめて思い切り楽しんでほしいですね。615日からは、それ以外の学年も段階的に教室での授業を再開できることになりました。我が家の息子たちはようやくここから学校再開です。

次男の学校の玄関。毎週月曜日に教材や添削された課題をピックアップし、先週分の課題を提出しています。混雑を避けるため、ピックアップ可能な時間帯がクラスごとに決まっています

ということは、サッカーができるようになるのもその頃からかな?と思っていると、今週に入ってすぐ、息子たちのプレイするチームの監督から525日から練習が再開される予定だという連絡がありました。

え?学校より先にサッカーが再開されるの?

サッカーだけでなく他の各種スポーツも、音楽やダンスやアートなどの学校も所定の衛生・保護措置の下で再開許可されました。例えば音楽教室であれば、 教室の広さに合わせて講師と生徒の人数を最低限に絞った上で、講師と生徒は物理的に接触せず、同じ楽器や器具も使用しない、レッスンの前や後には楽器や譜面台を消毒する、レッスン時間を調整して教室の出入り口や廊下での人の接触を可能な限り減らす…などの措置が必須になります。

それにしても、です。「学校と習い事とどっちが大事」という話をするつもりは全くありませんが、義務教育よりも先にこれらの文化活動が再開されたことには正直驚きました。同時に、この国は文化活動を人間の営みの根幹として決しておざなりにしない国だ、ということも改めて感じました。

かめりこさんによる写真ACからの写真。教室再開までの間、多くの音楽講師のみなさんはオンラインなどでレッスンを続けていました

さて、サッカーの練習再開にあたっての感染防止対策のガイドラインは、感染の状況によって州単位で異なり、さらに各クラブチームごとに、チームの設備や状況に応じて細かく対策が取られています。はっきり言って本当に細かいです。詳細は中野吉之伴が先日アップしたコラムでご紹介させていただいていますので、未読の方はぜひご覧ください。

読むとお分かりいただけると思うのですが、細かいもののやって無駄なことは一つもないなと感じます。人と人との接触による感染や、人が触れたものを介しての感染が起こり得るポイントを一つ一つしらみ潰しにしていくとこうなるのだろうなと思います。

ちなみにマスク着用が義務化されたときのコラムで、練習や試合のときにもマスクをしなくてはいけなくなるかも?と書きましたが、さすがにそれは今回のガイドラインには入っていません。が、わずかな期間で急速に社会に定着したマスク。スポーツ関係者に向けて、マスクにチームやスポンサーのロゴを入れられるサービスも登場しています。

これまではマグカップやスポーツドリンクボトル、Tシャツやバッグやタオルなどが定番グッズでした。仕事早いな……

空手もやっている次男は、今週から一足先に練習が再開されました。道場はまだ閉館されており、新しい練習場所はなんと個人宅の庭の芝生の上(…ですので、残念ながら実際の写真は掲載できません) 。練習に参加できるのは一度に4人まで。講師を含めた5人で30分間、ウォーミングアップと型の練習をしました。

hiraike32さんによる写真ACからの写真

子ども同士や子どもと講師の接触は禁止なので、組み手の練習はまだできません。芝生の上には2m間隔でマーカーが置かれ、子どもと講師は常に2m以上の距離をキープ。終わって息子の感想を聞いてみると、久しぶりに空手仲間と体を動かせることを楽しんだ一方で、30分という時間の短さや、慣れない環境で空手をすること、先生や友達に会えても接触ができないことへの違和感はやはり拭えないようで、なんとなくスッキリしない様子でした。

こちらは昨日のフライブルク地元紙「フライブルガー・ボッヘンベリヒト」のスポーツ面。今週土曜日からのブンデスリーガ再開を伝えていますが、「通常化からははるかに遠い」との見出し。過去の試合でハグを交わすSCフライブルクのシュトライヒ監督と、バイエルン・ミュンヘン監督ハンジ・フリックの写真がありますが、「このような光景は当分見られないし、監督はマスクをしなくてはならない」とのキャプションがついています。

コロナウィルス感染拡大を可能な限り抑えるために、やれることはすべてやり、その上で前進する。規制だらけになりながらも、なんとか社会を通常化させようと尽力している皆さんには本当に敬服しますし、感謝もしています。が、ごくごく個人的なレベルの実感としては、コロナ前には全くやる必要のなかったことを山のようにやらなくては通常の生活が送れなくなっていることに少々ぐったりしていることも確かです。こんなときは温泉にでも浸かって頭を空っぽにしたい…と切実に思っていますが、各種レジャー施設が少しずつ再開される一方で、温泉や温水プールの再開予定は未定なのでした。当分は家のバスタブと入浴剤でガマンです。

今週もお読みくださりありがとうございました。次回もよろしくお願い致します!

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