中野吉之伴フッスバルラボ

【ドイツ便り】ブローダーセンは《好奇心のカタマリ》。新しい世界にチャレンジし続けたいという生き方って素敵

▼ 好評だったブローダーセンのインタビュー記事

先日、横浜FCでプレーする東京オリンピックドイツサッカー代表GKスベント・ブローダーセンにZOOMインタビューの機会があった。

ブローダーセンはインタビューの最初からニコニコで、全身からポジティブな雰囲気を醸し出していた。とにかく楽しそう。「ドイツ語を話すのは久しぶりなんだ!」と素直に喜んでくれたのがうれしい。

GKとしてのブローダーセンに関してはREALSPORTSに寄稿したコラムを読んでもらいたい。SNS上での反響もおかげさまで大きかった。それこそ現役Jリーガー、様々なGKコーチやGK経験者からポジティブなリアクションをいただけた。現場にとって役に立つ情報をお届けすることができたのなら、うれしい限りだ。

ブローダーセンは横浜FCで相変わらず安定感のあるプレーでチームに貢献している。

それにしてもピッチ上のプレーはなにかしら本人の人生観や性格が反映されたりするものだけど、《ブローダーセンってどんな人柄なんだろう?そのベースはどこにあるんだろう?》というのは気になるところ。

僕の個人的な印象は《好奇心のカタマリ》。

これまで自分の習慣になかったことを《面白い》と受け止めて、どんどんチャレンジしていく気質があるみたいだ。インタビュー時に気になって「子供のころから好奇心旺盛だった?」と尋ねてみたらこんな風に返してくれた。

ブローダーセン 子供時代、僕はいつも外でいろんなことして遊んでいたかな。安心感が必要な人もいると思うけど、僕は怖いもの知らずというか、どんどん外に飛び出していく感じだった。それこそ僕が逃げだして、親が捕まえるために追いかけてくるみたいな(笑)。

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