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中野吉之伴フッスバルラボ

【無料コラム】在外選挙に行ってきたよ!海外からの投票レポート

こんにちは!無料コラム担当のゆきのです。

少し前にドイツの議会選挙のことをこのコラムでご紹介しましたが、今度の日曜日は日本の衆議院選挙の投票日ですね。私と夫は一足先に在外投票を済ませてきました。日本国外からも投票できるこの在外投票制度についてご紹介することで、読者のみなさんに、より投票しやすい選挙のしくみや、投票率アップについて考えて頂いたり、「自分も選挙に行こう!」と思って頂けるようなきっかけになればいいなと思っています。

資料:在外選挙人名簿登録申請の流れ(外務省)

私の在外選挙人証ですが、性別欄って別に投票に関係ないよね?と今ふと思いました

[ミッションその1・在外選挙人証を入手]

まず最初に必要なのが、在外選挙人としての登録です。自分がそれまで住んでいた場所の選挙管理委員会に「今後は海外から投票しますのでよろしく」ということを登録するのです。この手続き、自分の住んでいる地域を管轄している在外公館(大使館か領事館)まで直接行って行います。

フライブルク在住の私たちはミュンヘン総領事館で登録をしました。フライブルクからミュンヘンまでは最短距離でも約350 km、車でおよそ4時間強。なかなかの距離ですが、コロナ禍の前は領事出張サービスというものがあり、ミュンヘンの領事さんが管轄エリア内の都市部まで来てくださるので、私たちはそこで手続きをしました。

私たちが手続きをしたときと現在とでは法律が変わっていて、日本から転出届を出すときにこの在外選挙人の登録ができるようになっています。これから海外に3か月以上住むご予定のある方は、可能ならばぜひこの登録をしてから出国されることをおすすめします。

アクセスしやすい日本の在外公館は、世界中どこにでも必ずあるとは限りません。実際に、領事館も遠いし出張サービスも利用しづらいエリアに住んでいる日本人の知人もいます。また、そもそもこの手続き自体に2~3か月ほどかかってしまうので、選挙があると知ってから登録するのでは間に合わないからです。

https://www.photo-ac.com/

[ミッションその2・郵便投票の場合]

登録が済むと在外選挙人証が送られてきます。これで海外からも日本の参議院・衆議院の選挙に投票することができるのですが、自動的に毎回投票が可能になるわけではありません。郵便投票の場合はかなり前もって選挙の日程を確認し、投票用紙を請求しておく必要があります。なぜかというと、

在外選挙人証の原本と、投票用紙の請求用紙を日本の選挙管理委員会へ郵送

日本の選挙管理委員会から返送されてきた投票用紙に党名・候補者名を記入

投票用紙をもう1回日本の選挙管理委員会へ郵送

と、必要書類を2回日本へ郵送する手間がかかるからです。

参院選の場合や、今回の衆院選のように、かなり前から選挙がある(ありそう)とわかっていれば余裕を持って請求しておくことも可能ですが、日頃から選挙があることを意識していない場合、補選など比較的大きなニュースにはなりづらい選挙の場合、衆議院の急な解散の場合は間に合わないケースも残念ながらあります。前もって選挙人証や投票用紙という貴重品を期日までに送る都合上、海外速達にしたり保険やトラッキングをつけたりすると、送料が高くついてしまうのも痛いところです。そこまでしても、残念ながらこんなニュースもありますね。

在外投票、時間ない! 急な解散…「諦めた人いるかも」(中日新聞)

衆院選在外投票、間に合わない恐れ 東京・港区選管、用紙発送遅れ(毎日新聞)

衆院選在外投票 東京・葛飾区、さいたま市北区選管でも用紙発送遅れ(毎日新聞)

https://www.photo-ac.com/

[ミッションその3・在外公館に直接行って投票]

基本的に海外在住者は、自分の住んでいる地域を管轄している在外公館でもろもろの手続きをすることになっているのですが、緊急を要する場合や、選挙のように優先順位の高い要件の場合は、一番近い在外公館ならどこでも対応してもらえることになっています。郵便投票が間に合わない!と思ってもまだチャンスはあります。

私は週末に時間が取れたので、家から電車で1時間半ほどのところにある、フランス・ストラスブールの領事館を訪れて投票してきました。

パスポートと在外選挙人証を提示すると投票用紙がもらえます。在外公館ではには全ての小選挙区の候補者一覧があるので、その中から自分の選挙区の候補者を選んで投票します。ここで投じた一票は外交用の特別ルートで安全かつ確実に日本に届けてもらえるので、日本の投票日である今週の日曜日には、確実に私の地元の選挙管理委員会に届けてもらえるはずです。

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ただし、私たちが海外から参加できるのは衆院選のみで、最高裁の国民審査には参加できません。中学校の公民でも習いますが、司法・行政・立法の三権のうち、司法に国民が直接チェックを入れられるのは本当はここだけなんですよねー。ぜひともここも審査ができるようにしてほしいですし、ここまでご紹介してきた在外選挙の手続きも全部とは言わないまでも、一部でもデジタル化してもらえればもう少し投票率も上がるのに!と思います。

最高裁国民審査、海外在住者が参加不可能な現行制度は違憲 東京地裁(毎日新聞)

今回は長文になりましたが、これをお読みくださった方、ぜひとも投票には行ってくださいね!それでは、来週の無料コラムもよろしくお願いします。

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