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中野吉之伴フッスバルラボ

コロナ新規感染者が過去最多を記録。長男の予防接種を決意した話

こんにちは!水曜の無料コラム「ゆきラボ」です。

先週の水曜日は、子どもたちが1週間の秋休みだったため、ゆきラボもお休みをいただきました。事後報告になってしまってすみません!

11月に入って、ドイツでは1日2万人を越えるコロナウィルスの新規感染者が出続けています。昨日(11月9日)には、コロナ禍が始まって以来最多の新規感染者を記録してしまいました。少し前だったらとっくにロックダウンに入っているレベルですが、今のところ、予防接種を受けているか、もしくはコロナ治癒済の人であれば、日常生活に大きな変化は起こっていません。

ドイツの各州は9月からコロナ対策としての行動制限の方針を切り替えました。以前は症状の軽重とは関係なく、人口当たりの新規感染者の数で行動が規制されたり、緩和されたりしていましたが、新方針では、無症状や軽症の新規感染者の数ではなく、重症患者の数=人口に対する病院のキャパシティによって、行動規制の内容が変わることになっています。

病床使用率はオンラインで公開されています。左は集中治療室全体に占めるコロナ患者の割合。右は空いている病床の割合。赤色になっている州では、空き病床の残数が10%を切っています。

さらに、新方針のもとでは、コロナワクチン接種済・または治癒済の人と、ワクチン未接種の人とで行動制限の内容に大きな差が出ることになりました。細かいルールや数値は州や個別の状況によって違うので、ここでは詳細な説明は省きますが、持病やアレルギー、妊娠・授乳中といった合理的な理由がない場合、

・以前は無料で受けられた簡易検査が30~40ユーロの自己負担に

・飲食店や公共施設の使用、イベントの参加などのためには簡易検査陰性の証明書が必要

・感染が拡大傾向にある場合、簡易検査ではなく、PCR検査(75ユーロ~80ユーロ)陰性の証明書を求められる場合もある

・さらに感染状況が悪化した場合、多くの飲食店や施設などではコロナワクチン接種済・または治癒済でなければ入店・入場が不可能な場合もある

ということで、明らかにワクチン未接種の人の不利益が大きくなる設定になっています。今の状況が続けば、ワクチンを接種していない人は、外食やイベントへの参加はおろか、子どもの学校の保護者会に出るだけでもPCR検査が必要になるか、出席そのものが全く不可能になってしまうのが現実です。

学校に通う年齢の子どもたちは、週2回学校で検査を受けることが必須になっているため、学生証を出せば検査陰性と同等の扱いが受けられます。学校以外のコロナ検査場も、以前と同じように無料で使用できます。秋休み中は学校での検査が受けられないため、美術館・博物館や、ボウリング、プールなどの室内レジャー施設に入るためには、事前に検査場に立ち寄って陰性の証明書を発行してもらうことが必要でした。

今のところ、子どもの場合にはワクチン未接種であっても大きな不利益は一応生じないようにはなっています。というわけで、私も夫も、自分たちが予防接種を受けることに対しては迷いはありませんでしたが、少し前までは、子どもの接種については少し慎重に考えていました。

考えを変えるきっかけになったのは、9月最終週の金曜日に行われた「フライデー・フォー・フューチャー」のデモ。フライブルクでは1万2千人が参加したのですが、ここに実は13歳の長男が初めて参加してきました。

私は沿道で見ているだけで一緒には歩きませんでしたが、屋外とはいえものすごい人数です。間隔を開けるよう気をつけて歩いている人もいますが、大多数はマスク着用とはいえかなりの密集状態。

デモに行くのには賛成ですし、気候変動に息子が当事者意識を持ってくれているのはとても頼もしいことなのですが、この人混みの中で何時間も過ごすのかと思うとやはり感染は心配です。幸い、何事もなく済んだものの、この先、子どもの行動範囲や興味の対象は広がる一方です。そして、何度目かの感染拡大期にある現在、子どもには行動制限はかからないという状況がいつまで続くかもわかりません。

息子が赤ちゃんのときからお世話になっている、かかりつけの小児科の先生と相談した結果、先日、13歳の長男が1回目の予防接種を受けてきました。ここで接種してもらえるなら、先生も息子の体質や既往症も把握していますし、何かあっても適切に対応してもらえるはずです。結果、1回目ということもあってか、腕が少しだるくなる程度の軽い副反応で済み、ほっとしました。

11歳の次男はまだ接種対象年齢ではないですし、予防接種済であっても感染のリスクはゼロではありません。それでも、少しでも家族が感染するリスクを下げられたことには、正直安堵しています。

1回目の接種証明書と、ワクチンパスに証明のシールを貼ってもらい、無事完了です。このワクチンパス、ドイツでは基本的に1人1冊必ず持っているもので、日本でも普及したらいいのに……と思うのですが、このワクチンパスについては次回の無料コラムで紹介したいと思います。

今週もお読みくださり、ありがとうございました!来週の無料コラムもよろしくお願いします!

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