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中野吉之伴フッスバルラボ

【無料コラム】悲報。フライブルクのクリスマスマーケット、6日間で閉幕

こんにちは!無料コラム【ゆきラボ】更新が遅れて申し訳ありません。毎週毎週コロナのことばかり書くのも嫌なんですが、更新が遅れたのもこのコロナのせいでして、今日はその話を書かせてください。

ドイツ時間の今日(11月24日)午後、フライブルクのクリスマスマーケットの中止が決まりました。クリスマスに欠かせないグリューワイン(スパイス入りホットワイン)をはじめ、すでにオープンしていた飲食の屋台は全て閉鎖。せめて、地元の手工芸品などを扱う店舗に限定して、入場者数を制限するなどの追加措置も取った上で、なんとか細々とでも営業できないかと模索されているようですが、状況は極めて厳しいです。本来ならクリスマスイブ直前まで1か月以上賑わうはずでしたが、わずか6日間の営業でした。

ミュンヘン、ニュルンベルク、ドレスデンといった大都市のクリスマスマーケットが次々に中止になり、その分、開催されている都市のクリスマスマーケットに人が集中するという事態になっていたので、フライブルクのマーケットにもいつまで開けていられるんだろう?という雰囲気が漂っていました。

10年ほど前に行ったフランクフルトのクリスマスマーケット。こちらは今のところまだ開いているようです

クリスマスどころではなかった昨年の分まで、少しでも雰囲気を楽しみたい。それに、いつ閉まるかわからないのだから、開いているうちに早く行って少しでもクリスマス経済を回したほうがいいのかもしれない。でもみんなが同じことを考えたらものすごく混むはず。コロナがなくとも本格的な冬の到来で風邪が流行っている昨今、人混みに行くことは自重したほうがいいのか。なんていうことを悩んでいる間にあっけなく行けなくなってしまいました。なんとも言えず寂しく、重苦しい心持ちです。

連邦制をとっているドイツでは「国全体の大事なことは国会で、各州ごとの実情に即した詳細は州単位で決める」というシステムがあります。コロナ禍以降、メルケル首相と各州首相の協議によってまず国全体の対策が決まり、それを各州首相が持ち帰って州ごとの詳しい対策内容が決まる、ということがずっと続いてきました。おおまかな方向性がまず決まってから、実際に自分の住む州での具体的な対策が決まるまでの間、だいたい数日のタイムラグが発生します。

あ、ちなみにメルケル氏の後任ですが、まだ決まっていません。総選挙から1か月、だいたいこの党が連立するだろう、というところまでは目処が立ちましたが、果たしてメルケルさんは肩の荷を下ろしてから新年を迎えることができるんでしょうか……

ともあれ、全国一律の新しいコロナ対策の大枠が決まったのが先週の11月18日。これを受けて23日にバーデン・ヴュルテンベルクでの制限措置が決定され、明けて24日朝からの各メディアの報道で詳細が報じられて、制限内容をめぐって様々な情報が飛び交いました。

州政府のウェブサイトは朝からアクセス数が多いのかなかなか繋がりにくく、一次情報が見られません。ニュースをチェックし、仕事先や友人知人と連絡を取り合いながら、自分たちの生活への影響範囲を把握しつつ午前中の仕事をこなし、昼過ぎにようやくダウンロードした新規制の内容はPDFで11ページ。項目ごとにわかりやすく表にまとめてあるとはいえ、さすが規則好きのお国柄……とうなりたくなるボリュームです。目を通すのも一苦労ですが、これだけ詳細にまとめてあると想定外も少ないので、いざ判断に迷ったときは助かります。興味のある方はちょっとのぞいてみてください。

そんなこんなで、あのイベントは中止、この仕事は状況次第では要変更、こちらは予定通り実施できそう……などと計画の調整をしていたところに飛び込んできたクリスマスマーケット中止のニュース。

「感染を抑制しながら経済を回す」とか「ウィルスと共存できる社会」とか口にしてはいても、いったん抑えが利かなくなるとこういうことになるのか、毎年当たり前だった風景が今年も見られなくなるのか、となんとも言えず非常に暗い気持ちでいます。せめて状況がこれ以上悪化することも、これ以上の制限がかかることもなく、無事にクリスマス、そして新年を迎えられることをただただ願うばかりです。

今週もお読みくださりありがとうございました!来週のゆきラボもよろしくお願いします。

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