【ゆきラボ】パンデミック下にドイツではどんなふうにスポーツ観戦をしているの?
※これまで無料配信だった《ゆきラボ》ですが、今後は有料コラムとさせていただきます。ご了承のほどよろしくお願いいたします。中野吉之伴
こんにちは。フッスバルラボ編集・管理人のゆきのです。今年もドイツの日常生活の風景や子育てエピソードをお届けする「ゆきラボ」をよろしくお願いいたします。
今年は長めに年末年始のお休みをいただき、子どもたちの新学期に合わせて、ここでのお仕事を始動させていただいています。
振り返れば2021年は、頻繁にコースや参加ルールが変更になるマラソンを延々と走り続けているような1年間でした。先週までOKだったことが急に制限されたり、出来なかったことが突然できるようになったりの繰り返し。不慣れなことにやっと慣れたと思ったら、すぐまた次の変更を迫られることが続いて、その中で日々の生活を送るのは普通にしているだけで正直かなり消耗しました。
とはいえ、前年に比べ、規制の中でも出来ることが増えたのは前向きに明るい兆しだととらえるべきでしょう。オミクロン株や、さらに次ぐ変異株も登場??との報道もある中、2022年もこの長い長い持久戦のような状態は続いてしまいそうですが、それでも明るい話題や興味深い話題を見逃さないように、このコラムの読者のみなさんに少しでも楽しんでいただけるように書き続けていきたいと思います。
さて、冬休みは子どもたちのサッカー・野球も完全オフ。買い物と散歩・ジョギング以外はほとんど自宅でのんびり過ごしていたんですが、数少ない家族でのイベントの一つが、女子バスケットボール・ブンデスリーガの試合観戦でした。
ブンデスリーガは直訳すると「連邦リーグ」。一番有名なのはもちろん男子サッカーですが、他にも卓球やハンドボールなど、「ブンデスリーガ」の名のもと全国規模でリーグ戦が行われている種目はたくさんあり、バスケットボールもその一つです。
フライブルクの女子バスケットボールクラブ「USCアイスフェーゲル」には、今シーズンから日本の安間志織選手が加入。小柄ながらチームの強力な得点源になっている安間選手の活躍は、地元メディアからも注目され、フライブルク在住の日本人コミュニティの中でも大きな話題になっています。
年末、私も友人に誘われて観戦に行ってきました。
アイスフェーゲルはチームマスコットのカワセミのこと。地元紙も安間選手を大きな写真入りでフィーチャー
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