【ゆきラボ】「成績がいい子」ってどんな子?ドイツの学校で評価される子どもとは
こんにちは!今週の編集・管理人コラム「ゆきラボ」では、まず先日アップされたREAL SPORTのこちらの記事をご紹介します。
育成年代の“優れた選手”を見分ける正解は? 育成大国ドイツの評価基準とスカウティング事情
記事に関連して、中野がツイッターでこんなコメントもしています。
本文内でも触れていますが、僕が一番よく知るSCフライブルクだと、インテリジェンスのある子、自分からプレーに関われる子、コーディネーション能力が優れている子らが特にスカウティングポイントとしてあげられています。
— 吉之伴@??サッカー指導者 (@kichinosuken) January 21, 2022
これって、もしかしてドイツの学校教育全体にも通じる価値観なのでは?と思ったのが、今日のコラムを書く出発点になっています。もちろん、学校教育の話とサッカーという一つのスポーツでの話とを、何もかも同じように語ることはできませんが、共通点というか、大人が子どもを見るときの共通認識のような部分はあるのではないかと感じました。
中野のコラムやツイッターでのコメントに「インテリジェンス」という言葉が何度か登場します。直訳すれば知性とか知能ですが、例えばまもなく開催されるきちゼミでは「ゲームインテリジェンス」がテーマになっており、そこではこの言葉を《様々な状況において、可能な限り頻繁に正しい決断をすることができる能力》のことだと位置づけています。私は、学校現場での「インテリジェンス」にも、これに通じるものがあるのではないかと思っています。
先週書いたように、ちょうどドイツの学校は今、前期の成績や進路選択の時期にも当たっています。子どもの学校でのふるまいは、ドイツではどのように大人から見られ、どのように評価されているのでしょうか?もちろん、個々の先生や学校の方針によってまちまちなところはありますが、ここでは我が家のごく個人的な経験をベースにご紹介したいと思います。
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