【育成論】「夏休みは休み」と言い続けてはや何十年。《仕組みや考え方を変えられない》なんて言い訳はもうやめよう
《夏休みは休み》
夏休みの子どものクラブ活動 練習に力を入れる日本 休むことに集中するドイツ | Hint-Pot https://t.co/RDe6sWSrir
— 吉之伴@🇩🇪サッカー指導者/サッカーライター (@kichinosuken) August 3, 2022
SCフライブルク育成Dシュタイエルト
「夏休みのように長期間十分な休みを取ると子どもたちはぐっと成長するんだ。それは体が大きくなるというフィジカル的なことだけではなくて、心を解放して過ごせる時間が持てるから、気持ちがとてもゆったりしてくるんだね。それが大切」https://t.co/ldZQQFTON7
— 吉之伴@🇩🇪サッカー指導者/サッカーライター (@kichinosuken) August 3, 2022
目次—
1.夏休みは何のため?誰のため?
2.暑い日のTRはどうやっても難しい?
3.できない日はできないと割り切る!
4.運営が大変だから子供たちが苦しんでいい訳がない
▼ 夏休みは何のため?誰のもの?
日本への一時帰国は2週間目に。真夏の帰国となると10年近くぶり。家でクーラーをつけて涼むなんてことも10年ぶり。
日本の夏は暑い。やっぱり暑い。半端なく暑い。
ドイツでも暑い日はある。すごく暑い日がある。でもまとわりついてくるような暑さは東南アジア独特のものがある。実際にぼくも35度以上あった日に人工芝で指導実践をしてみて実感したが、休憩や給水を10-15分毎にこまめにとって、負荷と負担をコントロールできるようにオーガナイズをして、そのなかである程度以上インテンシティの高いトレーニングをすることはできる。
この日は90分間、かなり質の高いトレーニングをしたと思うが、それは相手が高校生だからということもある。中学生が対象だったらもう少し、バランスを気をつけたと思うし、小学生が相手となったら、そもそもトレーニングの質へのアプローチは想像以上に困難とものとなる。
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