【ごと日記】ドイツのサッカーってどんなだろう?いろいろ感じた日本との違い
▼ 次男くんとサッカー談義
吉之伴さんの次男くんとの話。
日本で言えば小学5年生にあたる次男くん。フライブルク中央駅まで家族で迎えにきてくれた。彼とは電車の中でワンピースやナルト、鬼滅の刃などなど、日本のアニメの話をした。
僕が路面電車の乗り方とかドイツのマナーについてとか聞こうとしたけど「そんなことよりワンピースのキャラ誰がすき?おれゾロ!」って感じだったので「シャンクスとレイリーかな」とマニアックな部分まで話す程盛り上がった。
その後で軽くサッカー談義。子供と会話するときによく聞いていた「サッカーは楽しい?」と聞くと「当たり前じゃん。楽しくなきゃやってないでしょ」と返答。
あぁ、たしかに。言われてみればその通りだ。楽しいからやるんだ。つまんなかったり苦しかったりし続けたらやってません。とてもシンプル。
自分はなぜサッカーをやっているのかがはっきりと答えられることに驚いた。
「日本の子は気温が40℃あっても昼間に練習を3時間ぐらいしたりするよ」って話すと、「そんなん100%の力が出せないじゃん。意味ないよ」ってすぐ言える。
1か月住ませてもらう中野家についてから、無事到着したことを家族に報告するためにビデオ通話をした。次男くんも少し参加。
僕の父もサッカーコーチをしていて、ドリブラーが好きである。そんな父が冗談で次男くんに「サッカーはドリブルだけでいいよな!?」と言ってみている。
それに対して「だめでしょ。それならテニスとか卓球とか個人スポーツやればいいじゃん。サッカーはチームスポーツで助け合いのスポーツだと思う。パスもあったほうがいいよ!」と言い返せる。
・自分はどんな選手なのか
・日本の指導方法ってどうなんだ
・サッカーはどんなスポーツなのか
はっきりと意見を言うことができる。数分話しただけで彼の主体性を感じた。
日本の子どもたちは意見を主張したり、自分で考えて実行したり、自分のことを客観的に評価したりという機会が少ないと感じている。
次男くんと話しただけで日本とドイツでは教育や指導の違いを感じさせられた。
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