【特集】笛と旗〜熊本・審判員育成事情
3月の開幕に向け、Jリーグの各クラブはキャンプまっただ中。特に九州にはこの時期、国内外のチームがキャンプに訪れ、トレーニングの成果を図る目的で多くの練習試合が行われる。Jリーグの公式戦や日本協会主催の大会であれば、あらかじめ決められたJリーグ担当審判員や相応の資格を持つ審判員が日本協会から割り当てられているが、この時期のトレーニングマッチに関しては、クラブ側が各県サッカー協会の審判委員会へ派遣を要請するケースがほとんど。くわえて平日に練習試合が組まれることもあり、プロの試合で笛を吹けるクオリティを持つ有資格者が足りず、熊本県協会の審判委員会に近隣のキャンプ地の協会から要請がくることもあると聞く。
選手と同じように、裾野を広げながら日本国内全体のレベルアップが求められる審判員育成について、熊本県としてはどういった取組みをしているのか。県サッカー協会の相葉忠臣審判委員長に話を聞いた。
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