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【TOPICS】応援歌「がまだせロアッソ」制作プロジェクト、ラストスパート!

がまだせロアッソ

開幕から5戦負けなしでJ2首位に立っているロアッソ熊本。チームも非常にいい雰囲気でシーズンを戦っているが、サポート体勢も熱い。現在、ロアッソ熊本の応援歌「がまだせロアッソ」CD制作を目的としたクラウドファンディングが行われており、第1段階の目標額100万円を既にクリア、第2段階の目標額(150万円)達成(4月3日締切)が目前に迫っている。

 

このプロジェクトは、熊本県南阿蘇村出身のシンガーソングライター、タイチジャングルさんが東京在住のサポーターと出会ったことをきっかけに応援歌を制作、CD化を目指し、実現した暁にはオフィシャルショップなどで販売、その利益の50%を強化費としてクラブへ寄付するというもの。キックオフカンファレンスのタイミングで行われたロアッソ熊本東京応援団のキックオフパーティや、2月28日にホームのうまかな・よかなスタジアムで行われた第1節・松本山雅FC戦に先立って行われたライブで曲が披露され、熊本弁で書かれた「熊本愛」に響く歌詞とノリのいい高揚感のあるメロディに心揺さぶられるサポーターが続出。クラウドファンディング界でもその支援の広がり方が注目を集めているプロジェクトだ。

目標は3段階で、第1段階の100万円(既にクリア)でCD制作、第2段階が150万円(3月28日時点で1203千円に到達)でCDとともに歌詞をプリントしたタオルの制作、合わせて熊本弁ソング「SHICOTTLE(シコットル)」サポーターバージョンの制作とCDヘの追加収録、そして第3段階の200万円でCDと合わせプロモーションビデオの制作、となっている。

支援額は1口3,000円から10万円まで7段階あり、支援者へのリターンもCDやタオルの提供にとどまらず、ライブへの招待、レコーディングへの参加、タイチジャングルさん本人によるイベントへの出張ライブなどさまざま。こうした動きに応え、クラブ側も支援者全員に後期リーグ戦のA席ペアチケットを提供することを発表している。

 

これまでにも、債務超過解消のためにペットボトルを使った募金を主体的に行うなど、クラブへの思いを行動で示して形にしてきた熊本サポーター。「今回のプロジェクトの『夢』の1つが、『うまスタを満席にし、スタンドを真っ赤に染め、故郷の言葉で歌い、戦う選手にエールを送る』というシーンを実現させる事です」と、曲を作ったタイチジャングルさん。今回のプロジェクトも、クラブやその周辺の人たちとの絆を結ぶ1つの好例となりそうだ。

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