kumamoto Football Journal

【マッチレビュー】第14節 vs.水戸/悔しい連敗も、前進の手応えはつかんだ一戦。

20160522水戸戦

  • 明治安田生命J2リーグ第14節
  • ロアッソ熊本 0−1 水戸ホーリーホック
  • 得点/三島康平(81分、水戸)

リーグ戦復帰後初のホームゲームとなった水戸戦は、試合にこそ敗れて勝点を得ることはできなかった。しかし前節の千葉戦と同じように、クラブの歴史に残る印象的な一戦となったと言える。

まずは簡単にゲームを振り返ろう。

 

この試合、千葉戦を欠場したGK佐藤昭大が先発に復帰し、またキム・テヨン、中山雄登、黒木晃平がベンチ入り。一方では清武功暉と高柳一誠が欠場となり、前節左肩を痛めた齋藤恵太も離脱。そうしたチーム状況と、「後ろの人数を少し厚くして、何とか耐えるゲームをしたい」という狙いのもと、清川浩行監督は今シーズン初めて、3バックのフォーメーションを採用した。園田淳が最終ラインの真ん中に入り、片山奨典と藏川洋平の左右サイドバックが1列前に出る形である。ボランチには上原拓郎と上村周平が入り、前線は1トップの巻誠一郎を岡本賢明と嶋田慎太郎の2人がサポートした。

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