【マッチレビュー】第15節 vs.町田/3連敗のなかにも見えた光。
- 明治安田生命J2リーグ第15節
- ロアッソ熊本 0−2 FC町田ゼルビア
- 得点:鈴木孝司(29分、76分/町田)
「今日、俺達は全力で戦いに来た。それが盟友熊本への最大のリスペクト」——。ノエビアスタジアム神戸のアウェイ側ゴール裏に町田サポーターが掲げた横断幕に書かれていたメッセージだ。その言葉通り、町田の選手達はしたたかに、熊本の隙を逃さずゴールを奪い、連敗を脱出。しかし彼らの力、李漢宰曰く「120%の力」を引き出したのは、リードを許しても諦めずにボールを奪いに出て行く、そしてゴールに向かう気持ちを表現した熊本の選手達のプレーであり、熊本と町田だけでなく神戸などサポートクラブの枠を越えてこの日のノエスタに集ったサポーターであり、サッカーファミリーの後押しだ。結果的には3連敗となった熊本だが、日立柏サッカー場での前節の水戸戦に続き、素晴らしい雰囲気のなかでゲームに臨む事ができたのは、こうした支えあってのことである。
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