kumamoto Football Journal

【マッチレビュー】第29節 vs. ジェフユナイテッド千葉/3ヶ月の蓄積でつかみ取った勝点3。

20160814千葉戦

今季初ゴールを含む2得点で勝利を引き寄せたキャプテンのMF岡本賢明

  • 明治安田生命J2リーグ第29節
  • ロアッソ熊本 3−0 ジェフユナイテッド千葉
  • 得点/平繁龍一(31分:熊本)、岡本賢明(54分、74分:熊本)

Jリーグのオリジナル10の1つである千葉と初めて対戦したのは、千葉がJ2に降格してきた2010年。熊本にとってはJ2での3年目、高木琢也監督(現・長崎監督)が就任した1年目のシーズンである。プレシーズンのトレーニングマッチで0−4と大敗していたこともあって、ホームでの開幕戦は『どこまでやれるのか』という不安も小さくなかった。しかし60分に先制を許したもののアディショナルタイムに市村篤司(現・横浜FC)のゴールで追いつきドロー。昇格の筆頭候補から挙げた初勝点に、スタジアムは湧いた。ただ、それ以降、千葉は熊本にとって、なかなか勝点を取れない相手の1つになっていく。

今シーズンの前期の対戦は3ヶ月前の第15節。4月の熊本地震のあと、しばらく十分なトレーニングができなかった熊本にとってのリーグ復帰戦は、気持ちで運動量などを補ったがコンディション不良はいかんともしがたく、町田也真人に2得点を許して敗れた。

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