kumamoto Football Journal

【マッチレビュー】第9節 vs.ツエーゲン金沢/同勝点で並ぶ金沢との直接対決を制し、今季初の連勝!

2017J2第9節金沢戦

第8節の松本戦で今季初の完封勝ちを納め、連敗を4で止めた熊本は23日、アウェイでの第9節・金沢戦に臨み、70分のグスタボの2戦連続ゴール、そして87分の嶋田慎太郎の今季初ゴールで2−0と快勝し、今季初の連勝を飾った。順位は前節終了時の17位のまま変わっていないが、一気に中位、さらに昇格プレーオフ圏にいるチームも視野に入ってくる貴重な勝利だ。

前節のいい流れを維持すべく、先発の変更はFWの平繁龍一のみ。その他は前節と同じ顔ぶれの4−4−2で臨んだ熊本。このゲームでは、球際やセカンドボールの争いで後手を踏まないというチームスタイルのベースを徹底することを前提に、奪ったボールを運ぶ際には、相手を広げながら、そのスペースを生かして3人目が絡む形でゴールに迫って行くことが1つのテーマだった。

しかし立ち上がりから金沢の激しいプレッシャーを受け、セカンドボール争いでも後手に回る展開。また、攻撃へのトランジションでも、最初のパスの質の低さや切り替えの遅さで思うような形を作れない状況が続く。

だが最後尾でゲームの流れを見ていたGKの佐藤昭大の見方は少し違ったようだ。

(残り 938文字/全文: 1417文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ