【TOPICS】監督交代についての記者会見コメント
ロアッソ熊本は14日、清川浩行監督、財前恵一ヘッドコーチの退任(事実上の解任)と、池谷友良監督の就任を発表。池谷氏は2013年以来2度目となるシーズン途中の監督就任で、今回は監督代行という形ではなく、アスリートクラブ熊本社長を退いての就任。なおアスリートクラブ熊本の代表取締役は、永田求会長が兼任する。
同日行われた記者会見での出席者のコメントは以下の通り。
永田求アスリートクラブ熊本会長兼代表取締役社長
大変お忙しいなかにお集まりいただきまして、ありがとうございます。実は、第18節を終わりまして、成績等は皆さんご存知の通りでございまして、大変な危機感を持っております。この1ヶ月半くらい、どうしようかということで、強化、あるいは運営とも対応をしてまいりました。で、昨日の段階で清川浩行監督、財前恵一ヘッドコーチも合わせて退任という形で、次期(後任)監督に関しまして、内部昇格、あるいはまた外部からの招聘ということで動いておりましたけれども、どう考えてみても、今いちばんベターな選択は、池谷(友良)社長の監督復帰ということになりました。
4年前を思い出しますと、同じようなことがございました。あの時と、私どもが考えている状況は全く違うという風に考えております。あの時は監督代行という形でやってもらいましたけれども、今回は監督に専任ということになります。ですから期間もいつまでと決めておりません。当面の(会社の)運営に関しましては、私が社長も兼務する形でやりたいと思っております。清川監督に関しましては、去年の地震のあと、あの状況下でチームをまとめていただきまして、非常に感謝をしておりますけれども、今季どうしても、この熊本にロアッソ熊本を残すために、我々は決断しなくてはいけなかったという風に、ご理解いただければと存じます。
池谷友良監督
大変お忙しい中、時間を作って集まっていただき誠にありがとうございます。今、会長の方から説明がありましたが、そういう決断をさせていただきました。その前に、もう交代しましたが、社長として今回こういう状況に至ったということ、ここにすごく責任も感じていますし、現場とも何とか、修正、浮上、改善というものをここ1ヶ月強、現場とも一緒になって、強化中心ではありますけど、やってきました。そのなかでなかなか思うように進んでいかない、そういうなかで、最終的に強化からの提案を含めて、クラブとして代えるという決断をさせていただきました。
清川監督、財前ヘッドコーチに関しては、会長からもありましたけれど、昨年、本当に良いスタートをきって、わくわく感がある中でああいう地震を経験してですね、最後は本当に価値のある残留を決めてくれたというふうに思います。今年また新たなスタートということで、目標を掲げて戦って参りましたけれど、思うようにいかないという中でこういう決断をしたということ。合わせて皆さんに報告させていただきます。
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