kumamoto Football Journal

【マッチレビュー】第31節 vs.FC町田ゼルビア/懸案だった得点奪えず連敗。しかし見直すべきは。

2017J2第31節町田戦

15位の町田を迎えた一戦は、立ち上がりの8分に許したゴールが決勝点となり、熊本は連敗を喫した。これで5試合勝利なし。それでもこの間、得点が奪えていれば勝点を積み上げることができたゲームもあったのだが、特に敗れた今節と前節に共通して言えるのは、失点の仕方が淡白であることと、時間帯のまずさ。第30節の岡山戦は前半アディショナルタイム、そして今節の町田戦は立ち上がりと、終わらせ方や入りの拙さ、あるいはエアポケットのように集中を欠く瞬間があることに起因する。

「点が取れないという中で、攻撃にテーマにシフトするのかどうかという課題もあるんですけど、この1週間、もう一度、守備の湧き出てくるようなパワーというものを呼び起していきたい」

池谷友良監督が試合後の会見でそう述べている通り、残り11試合で勝点を積んでいくには点を取ることももちろん必要だが、改善の兆しが見えている守備面を改めて高め、安定させていくことが求められる。

(残り 1611文字/全文: 2018文字)

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