kumamoto Football Journal

【マッチレビュー】第42節 vs.大分トリニータ/先制するも、勝ち切れず4連敗。10年目のシーズンを21位で終え、ともに歩んできた池谷友良監督も辞任へ。

2017j2第42節大分戦

13時に始まったJ3の結果、J2ライセンスの基準を満たさない秋田と沼津の3位以内が確定したことで、J3からの昇格は最大1、つまりJ2の21位でも降格を免れることは確認できていた。しかし最後のゲームでどんな試合を見せ、どういう結果を手にするかで、来期以降のこと、選手たち個人個人のキャリア、クラブの将来は、少なからず変わってくるもの。

最終節、冷たい風が吹く大分銀行ドームに集まった、あるいはネット中継を見守った熊本サポーターが目の当たりにしたのは、非情で、厳しい現実。ゲームは終盤の2失点で逆転負けを喫し、チームは4連敗、さらには7試合勝ちなし、勝ち点3721位というクラブ史上最低の結果で、Jリーグ入りして10年の節目のシーズンを終えることになった。

20日、アスリートクラブ熊本は、今シーズン6月から清川浩行前監督のあとを引き受けた池谷友良監督の退任を発表(永田求アスリートクラブ熊本代表取締役のコメントは前項に公開)したが、まずは今シーズン最後のゲームを振り返ることにする。

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