kumamoto Football Journal

【TOPICS】熊本地震復興支援マッチについて、熊本ヴォルターズ選手会と合同記者会見を実施

 

復興支援マッチ

 

会見に出席した各選手のコメントは以下の通りです。

 

小谷祐喜選手(ロアッソ熊本)

15日は地震から2年ということで、様々な思いをした日に笑顔になってもらうという意味でも、自分たちのプレーでたくさんの人の気持ちを動かして、感動を与えられたらと思います。

 

佐藤昭大選手(ロアッソ熊本)

地震の時に全国からいただいた支援への感謝の気持ちを胸に全力でプレーすること、そして、勝って、喜びをスタジアムで皆さんと分かち合う、それだけを目指して戦います。

 

巻誠一郎選手(ロアッソ熊本)

熊本地震のあと、僕らもプレーできない環境の中、みなさんと寄り添いながら、ともに熊本を盛り上げようと活動して、皆さんに支えられていまプレーできている身だと思っています。なので今度は、たくさんの方が来てくれる前で元気を発信して、みんなで盛り上がって元気になれるような空間を作りたい。今回だけで終わるんじゃなく、ここからみんなで前に進むエンジンになるような、そういう試合にしたいと思っています。

地震にはネガティブな印象がありますが、それでも熊本にプロスポーツチームがある意味はすごく大きかったんじゃないか、全国のいろんなスポーツファンの人に、自分たちの姿を通して熊本の現状を知ってもらえたんじゃないかと思っています。プレーしていて感じたのは、熊本の子供達に将来、ロアッソ、ヴォルターズを目指してプレーしてもらいたいということ。それだけでなく、県民の皆さんの心の拠り所にしてもらいたい。そういうプレーができたらと思っています。

 

高村成寿選手(熊本ヴォルターズ)

起きたことは変えられないですし、心に残っていると思いますが、それをマイナスにとらえるのではなく、それがあったから今があるということもありますし、これから前に進んでいけることもたくさんあるので、僕たちはコートでバスケットができることに感謝して、応援してもらえること、皆さんがいるからこそ僕たちは好きなことをできていると思うので、今度は恩返しできるよう、その気持ちをコートで表現したいと思います。

会場に来ていただく皆さんに笑顔になって帰ってもらうことが、僕たちができる一番の恩返しだと思いますし、また来たいと思える試合ができたらと思います。相手の秋田ノーザーハピネッツは一番強いチームで、そこにホームで勝つことにも意味があるので、全力を尽くして、勝って、会場に来た人だけでなく熊本全体を盛り上げられたらと思います。

 

中西良太選手(熊本ヴォルターズ)

僕と小林選手は地震が起きた2年前にも所属していたので、誰よりも復興には強い気持ちを持っています。その時からたくさんの人に支えられて、いまバスケットができていると思っています。

次の復興支援マッチは、ヴォルターズもプレーオフのかかる負けられない状況で、勝負事なので2連勝して、見に来てくれる方にも何かを感じてもらえる試合にできたらと思っています。

 

小林慎太郎選手(熊本ヴォルターズ)

昨年の復興支援マッチは相手が福島ということもあり、周りからの期待の声も大きく、何かを感じて帰りたいとう気持ちを僕たちも受けました。今年は地震から2年ということで、僕たちが活躍することが明日につながる大きな活力になると思います。ロアッソもヴォルターズも最近調子が良いので、さらに僕たちが活躍することで、熊本のチームが頑張ってるよねと、もっとメディアに取り上げてもらい、地震を風化させないことにもなるし、そういうことが地震から立ち上がるみなさんの気持ちをさらにを加速させると思います。

両クラブが頑張ることで未来の熊本につながっていくと思いますし、熊本にある意義を発揮できたらと思います。水や空気のように、週末が来たら「サッカーがあるね」「バスケットがあるね」と、そういう立ち位置、県民の皆さんの心に常にあるものに両クラブがなっていけたらと思います。

それと、「観戦じゃなく参戦してもらいたい!」って誰か言ってましたよね(笑)。ロアッソの小林さんがいなくなったので、今度は僕がそれを伝えていけるように、みんなで頑張りましょう。

復興支援マッチ

 

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