kumamoto Football Journal

【TOPICS】浸透してきたクラブ理念を形にした、アカデミー出身者の絆。

立教・熊本「つなぐ」プロジェクト

2018年のJ2で21位となったロアッソ熊本は、2019年シーズンはJ2復帰を目指してJ3を戦うことになった。J1昇格を目標に掲げてきたチームとしては、順調に結果を出してきたとは言い難い。しかし一方、発足から15年目を迎え、浅からぬ歴史を重ねてきたことも事実。トップチームでプロデビューした選手が資金力のある上位クラブへ移籍したり、ジュニアユース出身の選手が高校選手権で活躍したりと、アカデミーは着々と成果を挙げている。

言い換えると、「県民に元気を」「子どもたちに夢を」「熊本に活力を」と謳ってきたクラブ理念が少しずつ浸透し、新たな財産として芽を出し始めているということ。年明け間もない15日、嘉島町総合運動公園で行われた「第1回 立教・熊本『つなぐ』プロジェクト サッカー教室・食事交流会」も、そんなことを感じさせてくれるイベントだった。

 

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