本田圭佑の響く言葉,自然に出てくる日本とドイツの違い『今週の清水英斗おすすめ3本』(J論)

kumamoto Football Journal

【TOPICS】より良いパフォーマンスのために、睡眠講座を実施。

20190904睡眠講座

ロアッソ熊本は4日の練習後、若手選手11名を対象とした睡眠講座を実施。光目覚まし時計「inti4s」や、横向きの姿勢で寝ることでいびきを軽減し睡眠の質を上げる枕「YOKONE3」といった快眠グッズの開発・販売を行なっているムーンムーン株式会社(本社:熊本市中央区)の代表取締役で、睡眠改善インストラクターの資格を持つ竹田浩一氏を講師に迎え、アスリートにとっての睡眠の重要性について学んだ。

竹田氏はまず、アメリカのスタンフォード大学で行われた実験で、10時間の睡眠を取ることで、バスケットボール選手のスプリント能力やフリースロー、3ポイントシュートの成功率が高まった事例を取り上げ、パフォーマンス向上や疲労回復には良質な睡眠が重要であることを説明。

続けて、起床後に5分間、太陽の光を浴びることが、単純に体を起こすだけにとどまらず快眠につながること/仰向けよりも横向きで寝る方がいびきを低減でき、良質な睡眠が可能になること/照明器具の明るさや二酸化炭素濃度といった寝室の環境を整えるための工夫など、快眠を促すための習慣について紹介。スマートホンの睡眠計測アプリなどを使って「睡眠を可視化」することで、眠りの質を改善できると話した。

20190904睡眠講座

講師を務めたムーンムーン株式会社の竹田浩一さん。自身も小学生の頃からサッカーに親しみ、小中学校時代には、隣の学校の選手だった原田拓さんと何度も練習試合で対戦した経験があるそうで、その縁もあって今回の睡眠講座実施につながった

講義の後、選手たちからは「ゴールデンタイムと呼ばれる22時から深夜2時の間に必ず眠るのが良いのか」「寝るときの格好はどのようなものが良いのか」といった質問が投げかけられ、それぞれ「大事なのは入眠から最初の90分。寝る時間よりも起きる時間を一定に保つ方が大切」「睡眠の面では、暑くも寒くもなく、寝返りもしやすい半袖の方が良い」と回答。

「どこででも寝られる」「布団に入って10分以内に眠れる」など、一見すると良い睡眠習慣と思われそうなことも、実際には睡眠時間が不十分である可能性が高いことが説明され、最後は同社の商品である横向き寝専用枕「YOKONE3」が選手たちにプレゼントされた。

一般企業や学校での講演が多く、アスリートへのこうした睡眠講座は少ないそうだが、2017年に熊本ヴォルターズの選手たちを対象に実施しており、肩を傷めている選手に横向きの寝方を勧めたところ、痛みが低減されて試合出場が増えた事例があるとのこと。また、渋谷洋樹監督が指揮を執っていた2015年には大宮アルディージャへ光目覚し時計をサプライヤーとして提供し、好評を博したこともあったという。

「すぐに成果が出るものではありませんから、睡眠の改善には3ヶ月程度は必要かと思います。私自身も学生時代になかなか寝付けない経験をしましたが、正しい睡眠の知識を得ることで睡眠の質も変わり、体質改善にもつながりました」と竹田氏。

6月に行われた人材育成講義や、7月から行われているメンタルトレーニング講座、そして今回の睡眠講座と、今季はピッチ外でも専門家を招いての学ぶ機会が多く設けられている。こうした働きかけをそれぞれがしっかり生かして、リーグ戦の残り試合はもとより、長いスパンでのプロ生活に役立ててもらいたい。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック