kumamoto Football Journal

【INTERVIEW】ロアッソくんインタビュー/通算300試合帯同は、チームとスポンサー、そしてサポーターみんなのおかげ。

ロアッソくん300試合

――そうだね、あの場面は今も鮮明に思い出されるね。じゃあ、いちばん嬉しかったこと、逆にいちばん悔しかったことは?

嬉しかったことは、他のクラブへ移籍したり、現役を引退して、今では他のチームの監督やコーチ、スタッフになったりしている「元ロアッソ」の人達が、スタジアムで再開したときには今も声をかけてくれたり握手しにきたりしてくれることかな。これは本当に嬉しい。悔しかったことは、やっぱりJ3に降格したこと。必ず1年でJ2に戻るよ!!

――数年前には、グッズ倉庫の片付け担当への配置換えもありましたよね。あの出来事で学んだことは?

本当に大人は怖いなって(笑)。でも、小学生の僕なりにグッズの在庫管理の大変さも分かったし、新しいグッズを考えたりして、普段は見えない裏方の部分を学べたから、結果的に良かったと思うんだ。これからも、みんなが「欲しい!」と思えるグッズをたくさん出していきたいな! みんな、グッズたくさん買ってね!

――J1昇格はまだ達成できていないけれど、一方では全国にマスコット仲間が増えたよね。今年は新しいカテゴリーで久しぶりに再会するマスコットもいたし、初めて会うマスコットもいました。初対面のマスコットと打ち解けるために、自分なりの秘訣はありますか?

マスコットの世界も基本は挨拶だよ、これ大事! 人間も十人十色だけど、マスコットも同じ。それぞれにいろんな個性があるから、お互いの個性を尊重しあうことが大事だよね! Jリーグって、世界のサッカーリーグの中でもマスコット熱がいちばん高いリーグだと思ってる。みんなの得意な分野で、試合を盛り上げたいな。

ロアッソくん300試合――今シーズンに関しては、クラウドファンディングによる支援でアウェイに遠征したり、アウェイクラブのマスコットを招待する機会ができました。このことについて。

まずは、クラウドファンディングに協力してくれたみなさん、本当にありがとうございました! この機会がなければ、もしかするとこの先ずっと会えないマスコットもいたかもしれないから、本当に感謝しているんだ。今回は初めての試みで反省しなきゃいけない点もあったけど、この教訓を生かして、また機会があればチャレンジしたいな! そして僕も毎試合、アウェイにも行きたいな。

――フレンドリーな交流は熊本を訪れるアウェイサポーターにとっても楽しみの1つになっていますが、アウェイのお客様を迎える上で心がけていることはある?

どこから来てくれたか、遠くからか、近くからかは関係なくて、せっかく熊本に来てくれているんだから、一緒に写真を撮ったり、サインをしたりして頑張ってるよ! あとはじゃれたり(笑)。マスコットグッズを身に付けているお客さんがいたら、「喜ばせなきゃ!」って燃えるんだ! 熊本に来たら、遠慮なく僕に声かけてね! もちろん、お土産もあると嬉しいな!

ロアッソくん300試合

 

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