kumamoto Football Journal

【試合後コメント】第5節 vs.FC岐阜/大木武監督、内山圭選手、上村周平選手コメント

 

GK #35 内山圭

ーー誕生日のゲームでしたが、残念な結果になりました。

いつもと違って相手が引いているということで、簡単にハーフウェイラインを越せる展開だったんですけど、自分たちがゲームを支配し続けている中で1本失点してしまったので、もったいなかったと思います。

ーー前半はかなり押し込んで、相手陣内で進めていましたが、ピッチ上ではどういう意思共有ができていましたか。

前半は、後ろは簡単にやろうということで、相手が来ないので簡単にプレーしてすぐに攻めに行こうという形でした。後半、ゲームの流れが変わった時に、そこで強度を上げきれなかったというところが、課題だったかなと思います。ピッチも良かったし、ゲームの流れも良かった中での負けなので、逆に言うと、大きな収穫を得たんじゃないかと思います。

ーー強度が上げられなかったというのは?

攻撃でいうと僕のパスがスタートになることが多かったので、そういったところで。パスのスピードで簡単に抜けるところだったり、パスを選ぶところ、味方に対してもっと動き出しを早くしようよとか、それで解決できることはもっとあったんじゃないかと。特に、前田選手が入ってきてから、相手は前にプレスをかけにきてくれているところがあったので、そこをもっとうまく利用しなきゃいけなかったなというのは、今更ですけど思ってます。

ーー今言われたように、後半になって相手が出てきて、前半に比べてスペースもある中、切り替えで上回ったり、カウンターを打てなかった印象があります。

はい、ボールを保持している中で中盤のラインで取られて、1本裏に蹴られての失点だったので。後半の45分の中で、絶対1本は来るだろうと予想はしていたんですけど、そこで決め切られてしまうのは、僕個人としても、チームとしても、課題として取り組んでいかなくれはいけないと思います。

ーーただその前には一度弾いていますし、後半は決定機をいくつか防ぎました。それでもやはり、失点につながった以外でも、裏を取られるシーンは前節から何度か見られました。そういう部分で改善が必要だというのが、さっき言われた収穫ということになりますか。

そうですね、収穫というところでは、僕個人としては、ゲームの流れをもっと読んで、僕がコマンダーになっていかないといけないなと。ゲームの流れをフィールドの選手みんなに伝えるようになっていかないといけない。あとは失点のところだと、鈴木選手と黒木選手とも話したんですけど、僕が全体を見えているので、もっと肝になるところ、あの時は川西選手が抜け出したところに、「走ってる」ってひとことがあれば応えてくれていたと思うんですけど、そこに声を出して伝えきれなかったり。チームでいうと、ボールを持っている時こそリスク管理であったり、ボールを持っているからしっかり決め切る、締め切るというところに対して、やっていかないといけないんじゃないかなと思います。

ーー初黒星になりましたが、ここまで5試合、積み重ねている感覚はありますか。

はい、しっかりとあります。今日のキーピングであったり、自分でのディストリビューションのところ、以前課題としていたところが現象で出て、実際にそれを成功できたり。チームとしては前半、ゼロで乗り切ってますし、しっかりと攻撃もできている、そういうところでは良いものが出たんじゃないかと思います。

 

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