【レビューコラム】第6節 vs. カマタマーレ讃岐/終盤の失点直後の勝ち越し点で連敗回避。攻め抜く姿勢で勝点3を引き寄せる。
1点リードしながら押し込まれる状態で迎えた終盤、今季初勝利を目指す讃岐も執念を見せ、交代出場の栗田マークアジェイが石川啓人を背負ったまま反転、右足を振り抜く。これで1−1。しかし熊本の選手たちは下を向くことなく、勝ちにこだわって再び攻めに出る。果たして90+5分、高い位置でのボール奪取から速い切り替えで攻撃に転じると、伊東俊のパスを受けた谷口海斗が落ち着いて相手をかわし、右足で冷静に流し込んだ。
大木武監督が「すごく厳しい試合だった」と振り返った通り、ペースを握りながらも突き放せない展開となった讃岐戦、最終盤に勝利をよびこんだのは、「ゴールに向かう」ことと「ボールを奪う」守備という、今季当初から植えつけてきている基本スタンスだった。
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