kumamoto Football Journal

第28節 vs.FC今治/大木武監督、上村周平選手、小笠原佳祐選手コメント

MF #8 上村周平

――前半の終わり頃の交代出場でした。入った時点で0−2でしたが、ベンチからはどのようにゲームを見ていたでしょうか。

失点する前までは攻撃もよく、どこかで点を取れればというところでアップに移ったので、失点場面ははっきり見えていません。ベンチで見ていた限りでは、自分たちがこれまで積み上げてきていたものは数多く出せていたかなと思います。

――後半の入りも、失点するまでと同じようにボールを握っていて、続けていれば取れるという感覚だったでしょうか。

そうですね、どこかで取れるとピッチの中では感じていましたし、1点取るのがちょっと遅くなりましたけど、2点、3点と取れると感じながらプレーしていました。

――ゲームを通じてボールを支配しているけれど、得点を取れずに敗れる試合が続いています。この間、上村選手は交代出場が多いですが、チームとして、どういう点をいちばん立て直さなければいけないと感じていますか。

鹿児島、藤枝、そして今日と、自分たちがやってきたことはどのゲームでも出せていると、見ていても思います。ただ、失点した直後の中の雰囲気は変えなければいけないと思いますし、今日交代で出てからも、そういう意識は持ちながらプレーしていました。監督もハーフタイムに言っていたんですけど、これからの試合も、本当に意地を見せることが大事になってくると思います。

――失点についてはシュートを打たれているところの対応と、その前の部分も要因があろうかと思いますが、そういった部分で、結果が出ていた時と違う点はなんでしょうか。

それを比較するのは難しいですけど、ピンチというのは試合を通してはどうしてもあるので、その中でもゴール前で体を張るところは、チーム戦術というよりも個人でどれだけ、最後に体を張れるか、投げ出せるか、そういう部分だと思うので。そこは、自分が入ったときには全員に求めていきたいですし、自分自身も突き詰めていかないといけないなと思います。

――チャンスも作って決定機もありながら1点しか取れなかったという部分では、ゴール前の精度というところにも同じようなことが言えるということでしょうか。

そうですね、攻撃も守備も、という感じだと思います。

――勝点差は大きく離れてはいませんが、7位ということになりました。残り6試合に向けて。

順位が下がったことや周りのチームのことは気にせずに、自分たちが目の前の試合に向けて準備して、勝ち続けることでしか先が見えてこないと思うので、そこを追求してやっていきたいと思います。

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