【TOPICS】コロナ禍の影響を受けた2020経営収支から、いかにリカバーするかーー。アスリートクラブ熊本の蔵原信博専務に聞く。
入場者数の制限や入場時の検温・手指消毒、応援スタイルの制約等、新型コロナウィルスの影響が続くなか、予定通り新シーズンが開幕。J2からの降格クラブ、つまりクラブの運営予算や戦力で圧倒的に優位なチームがない、最初で最後とも言える昇格のチャンスを掴むべく、チームは順調なスタートを切った。
ただ、経営面では厳しい状況が続いている。Jリーグからの配分金も降格1年目からは大きく減り、コロナ禍の外出自粛や入場制限等の影響で、昨季の平均入場者数はリーグ4位の1,712人(1位岐阜2,644人、2位長野2,449人、3位鹿児島2,214人)と、2019シーズンの5,533人から3,821人も減少。これにより入場料収入は約3,300万の減収となった。
こうした中、チームを運営する(株)アスリートクラブ熊本は、入場者数など9項目について、2021シーズンの数値目標を公式サイトで発表。昨季をどう乗り切り、今季どのような予算立ての元で目標設定を行い、公開するに至ったのか、蔵原信博専務に話を聞いた。
(残り 3913文字/全文: 4510文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ