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「ゼルビアTimes」郡司聡

【無料公開】J3第7節・町田vsJ-22選抜/町田・相馬直樹監督、重松健太郎選手、J-22選抜・高畠勉監督、小山内貴哉選手(札幌所属)コメント(3,222文字)

▪︎明治安田生命J3リーグ第7節14:00キックオフ
町田市立陸上競技場/3,511人
FC町田ゼルビア 6-0 Jリーグ・アンダー22選抜
【得点者】町田/25分 鈴木孝司、38分 久木野聡、49分 増田繁人、60分 鈴木孝司、71分 久木野聡、90+2分 重松健太郎

 

▪︎相馬 直樹監督(町田)
ーー試合を振り返って。
「ゴールデンウィークに入るところで、たくさんの方々に応援に来ていただきまして感謝しています。前節のダービーで負けてしまったという悔しさも残っていましたし、当然サポーターの方々からすれば前節の結果は非常に悔しい敗戦だったと思いますので、勝利で返そうと臨んだ一戦だった。サポーターの方々には少し笑顔になれるような時間を選手たちの頑張りで作れたと思っている。選手たちにはチャレンジをすること、しかけることをやってもらいたいと話して今日は送り出した。その部分を選手たちはかなり頑張ってくれたと思うし、その姿勢が結果につながったことも含めて良かったと思っている。これからも連戦は続きます。中2日で試合、そして中3日空いて、また中2日での試合となります。最後のような時間帯を作ってしまってもいけないと思っているし、勝って失点をゼロで抑えたことも良かったが、より良い結果を盛岡から持ち帰れるように準備をしたい」

 

ーー相模原戦からの1週間での修正点は?
「相模原戦はゲーム全般を振り返ると、前半も押しているようで、前半の終わりごろに追加点を取られたし、全体として悪くはなかったが、1点しか取れなかったことは反省点だった。攻めている時間帯がありながらも攻め切れなかった理由は、チャレンジが足りなかったのではないかと話をして、そのあたりのことの意識を合わせることをやって試合に臨みました。実際にそれがゴールとしてつながったことは今後のわれわれにとって大きな試合になったと思う」

 

ーー前半から裏を狙う、前に出て行くアグレッシブさが出ていたと思いますが、それは狙いだったのでしょうか?
「前にボールを運ぶことは基本だと思っている。ボールを保持することとゴールに向かうことを両立しないといけないし、優先順位という意味では、ゴールに運べるときはゴールに運んだほうが良い。運べないときは、つないでも良いと思うが、運べるときにボールを動かしてしまったり、横につないでしまったり、そういったことが少し迫力不足につながっていたと感じていた。ただやみくもに前へ行くのではなくて、判断を伴う中で全体の意識として前に行く意識を合わせられるかに重点を置いて今日の試合に臨んだつもりです」

 

ーー2トップによるそれぞれの2ゴールは、今後の連戦で勢いに乗る意味でも大きな結果だと思いますが?
「前線に点が入ることを非常に大きなことだと思っている。彼らにとっても良いイメージが残ると思うし、チームにとっても前の選手が取ることは非常に大事なことだと思う。今後に向けて勢いが生まれる形になっていけば良い。それは(重松)健太郎にも同じことが言えるし、もう一つ言えば、マグ(増田)がセットプレーから点を取ってくれたこともわれわれにとっては大きな得点だったと思う」

 

ーー鈴木孝司選手と久木野選手の2トップを選択した狙いは?
「今までの話につながるとは思うが、少し前に重心を持っていきたいという狙いと、いろいろな意味で前へ推進力のある選手を今回は起用した。その中でチーム全体がフォローアップできるかが重要だったが、それらを踏まえた上で2トップに2ゴールずつ生まれたことも良かったと思う」

 

ーー増田選手を先発で起用した意図は何でしょうか?
「いろいろと考えつつ起用した。彼のコンディションも万全だったし、今日は彼が点を取ってくれたが、仕事をしてくれるかなと思い、起用しました」

 

ーー5-0で勝っていながら、松本選手に代えて攻撃的な重松選手を投入した狙いは何でしょうか?
「松本は5点目のシーンで足をつってしまったので代える形になった。その時間帯でスコアを取ることもそうだが、チーム全体としてのボリュームを後半にもう少し出したかったというのが正直なところ。6-0で勝ったことで隠れがちだが、これから勝ち続けていきたい中で、終盤は課題が見えたと思っている。僕自身の采配やその時間帯に出た選手も含めて、もう一歩踏み込んでいかないといけないなと思っている」

 

▪︎FW 39 重松 健太郎(町田)
「(ついに移籍後初ゴールを決めました)これで満足せずに毎試合で点を取れるように出場機会も増やせるようにしていきたい。これからも結果にこだわってやりたい。(ゴールシーンを振り返って)点を取りたかったのでチャンスがあったら積極的にシュートを打っていこうという気持ちが強かった。それが良い方向に出たのかなと。ほかのFWの選手も良いゴールを決めたけど、満足して終わるのは良くない。個人としては出たからには点を取りたいという気持ちは常にあるし、チームメートが良いパスもくれたので、結果を出さないといけないという気持ちが強かった。(4連戦のスタートを勝利で飾るなど、良いスタートが切れました)監督も言っていたけど、余韻に浸るのではなく、すぐに試合が来るので、切り替えてやっていきたい」

 

▪︎高畠 勉監督(J-22選抜)
——試合を振り返って。
「前節の町田さんは敗戦だったので、ウチに対してモチベーション高くタフにハードワークをして戦ってくることを予測していた。前日練習ではそれを訴え続けてトレーニングを積んで試合に臨んだ。前半の立ち上がりはよく戦ってくれていたが、ミス絡みの失点で前半に2失点をしたことは痛かった。後半もセットプレーのセカンドボールへの反応で相手に上回られて失点をしてしまった。タフな町田さんを相手に90分をやり続けるゲーム体力が足りないこと、ミスになる部分でハードワークし切れない、正しいポジションからプレーできていなかったことが原因かなと思っている。酷な結果だが、これをしっかりと受け止めて、次の試合もこのメンバーで臨むので、YS横浜戦に向けてしっかりと準備をしていきたい」

 

——大量失点はメンタリティーの脆さが原因かと思うのですが、監督としてはどのようなお考えでしょうか?
「失点した時間帯にセカンドボールや競り合いのところで相手に上回られていたし、その押し込まれていた時間帯に踏ん張らないといけなかった。ゲームの流れを読んで行動を起こすことが必要。なんとなくは感じていると思うが、しっかりとやり切る力が足りないのかなと。ゲームコンディションやスタミナが足りない。タフな激しい攻防の中での体力や考えるメンタルの持続力などが足りないのかなと思っている。特に後半はそれが顕著に出てしまった」

 

▪︎DF 6 小山内 貴哉(J-22選抜/札幌所属)
「立ち上がりはのまれずにやろうとした。相手が裏を狙ってくることは分かっていた。背後をケアしながら、ボールを奪ったら押し上げて自分たちのペースを作れればと思っていたけど、前に前にという意識が強過ぎて、DFに付かれているのにパスを出して奪われてしまう、それを前半は繰り返して相手ボールの時間帯が長かった。自分たちのミスから2失点してしまった。あそこで自滅さえなければもっと分からない試合になったと思う。︎後半の立ち上がりにまた失点をしてしまって、みんなの顔が下を向いた感じになって、またすぐに失点を喫してしまった。22歳以下の若い選手が集まっていて、ハタチの選手も多かったし、メンタルコントロールが難しかった。町田の前線はみんな裏を意識していて、一人だけじゃなく、二人、三人と裏を狙ってきていて、はじき返してもセカンドボールを拾って、そこから時間を作ってマイボールにしていた。セカンドボールを拾えないことで体力を消費して、気持ちの面で『アー』となってしまった。(次の試合も同じメンバーで臨むようですが、次に向けての修正点は?)今日の試合をやった感じでは気持ちを強く持つこと、球際の部分で負けないこと、そして失点をしても下を向かないことを修正していければそんなにやられる試合ではなかったと思う」

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