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「ゼルビアTimes」郡司聡

【無料公開】J3第16節・山口vs町田/山口・上野展裕監督、小塚和季選手、町田・相馬直樹監督、深津康太選手コメント(4,383文字)

▪︎明治安田生命J3リーグ第16節13:00キックオフ
下関市営下関陸上競技場/2,639人
レノファ山口 1 vs 2 FC町田ゼルビア
【得点者】山口/45分 岸田和人(PK) 町田/7分 深津康太、18分 重松健太郎

 

▪︎上野 展裕監督(山口)
——試合を振り返って。
「まだもう一度やり直したいと思っている。試合内容うんぬんは見ての通りで、プレスで負けたり体力的な面で負けたり、走力で負けたりはするが、それを補って余るだけのことを山口はできると思っているので、そういう意味ではもう一度やり直したいと思っている。頭を使って次につなげていきたいと思っている」

——かたやリーグ最多得点、かたやリーグ最少失点。最強の矛と最強の盾の二度目の対決となったわけですが、どうしてもギリギリあと一歩というところで点を取り切れない、イライラする展開でした。攻撃面はいかがでしたか?
「攻撃面はもっとできると思っているし、単調だった。日頃やれていることを出せなかった、できなかったと思う。ここ(頭を指して)を使えれば良かったと思う。それは僕も含めて」

——頭とはイメージでしょうか? 攻撃のバリエーションという意味ですか?
「普段できていることができていない。相手がどこを狙ってくるから、どうすればいいか。いつもの逆取り逆取りだから、それをもっとうまくできれば良かったと思っている」

——前回対戦では初めてシーズン無得点で終わった相手ですが、立ち上がりはバタついたところもあったのではないですか?
「こんなものです。こんなもの。お見合いをしたり、プレスに行かなかったり、もっとできる。守備に関してはもっとできるし、攻撃に関してはもっとできると思うのでもったいなかったと思う」

——福満選手の退場処分の場面について、次節に向けてどうなのかなと思う場面もあるのですが、いかがですか?
「次のことは考えていない。直接彼のことはみんなの前で怒ったし、みんなの前で彼も謝った。主審に文句を言わないということはチームの決め事でもある。それを破った彼は大きく反省してもらいたい。許されることではない。山口のお客さんがたくさんのお金を使って、見に来てくださっているのに、そういうことをするのは言語道断。非難されてしかるべきだと思う」

——対戦が一巡して、相手もいかに戦うかを考えてくると思いますが、今後の戦いについて、山口としてはどう戦うことがポイントになると思いますか? あるいは、どう戦っていきますか?
「今日のように簡単に失点をしないように全員で守備をしたいと思う。相手が対策を立ててくるのかは知らないが、対策を立ててくるのであれば全員攻撃でそれを上回る攻撃をしたいなと思う。町田さんのようにフィジカルに優れたチームはJ3の中では少ないが、その相手でもやれるとは思っている。攻撃をするほうが楽しいだろうし、見ているみなさんもそのほうが良いだろうし。それができるポテンシャルを山口の選手は持っていると思う」

——中盤をうまく作れていないという印象なのですが、作らせてもらえなかったのか、それともグラウンドコンディションを考えてある程度ロングボールを使ったのでしょうか?
「町田さんのプレスに引っかかったというか、町田さんのプレスはリーグで1位、2位。それをかわせるようになりたい。そういう意味で先ほどは頭を使えばいいのに、と言ったということ。それは選手も自分も」

——町田との対戦はあと一回しか残っていません。二度やられていますから、次は三倍返しといったところでしょうか。
「言わなければ良かったのに(笑)。それよりも、なんというか、物にあたってはいけないし、悔しい思いでいっぱい。選手にあたるわけにもいかない。ただ選手はよくやってくれたと思う。もう少し頭を使えばいいのに、とも思っている。でもね、庄司も岸田もそうだろうし、逆に力が入ってしまうというか、空回りしてしまうんですね。町田を退団して、気後れする気持ちがあるのでしょうね。それを払拭したいなと思う。もう一度対戦があるし、倍返し、三倍返しとは言わないですが、頭を使って次は勝ちたいなと思う」

——前回の下関での対戦ではJ-22選抜が多くのファウルを取られて、今回は逆の展開になったのかなと思うのですが……。
「フィジカルは町田さんが上で、一歩一歩スピードが遅れてファウルになる。体を入れても力負けする、体を入れられてもファウルを取られる。そういう展開にならないように持っていきたい」

——フィジカル勝負に勝つためにはどこを磨いたら勝てるでしょうか?
「さっきから言っているじゃないですか(笑)。日頃から練習していくしかない。自分たちで相手の逆を取っていきたいと思っている」

——練習でそういうケーススタディをしているということですか?
「ケーススタディもそうだし、なぜできなかったのかと。もっと練習します」

——福満(隆貴)選手が次節出場停止です。前めのポジションのオプションはどのようにお考えですか? 具体的な名前を挙げてください。
「やれる選手もたくさんいます。松本翔もそうだし、原口(拓人)もできる。島屋(八徳)もできるし、黒田(拓真)もできる。練習の中で良い選手を使っていきたい」

 

▪︎MF 14 小塚 和季(山口)
「庄司君とも話したけど、僕たち中央のポジションの選手が蹴らずにもう少しつなぐことができれば、もっと自分たちの時間帯を増やせたと思う。(ピッチ状態について)前日練習でもやっていたので気にせずにやろうとしていた。(数的不利の状況ではどんな攻撃をしようというイメージでしたか?)正直に言うと、どうしていいのか分からなかった。庄司くんとどうやっていくかを考えていかないといけない。今日は次にそうなったときのために勉強になったかなと思う」

 

▪︎相馬 直樹監督(町田)
ーー本日の試合を振り返って。
「町田から下関は非常に遠かったと思うが、たくさんのゼルビアサポーターに来ていただいた。われわれは前回、3試合前に山口と対戦し、勝利しているが、首位の山口さんにチャレンジャーとしてぶつかって、勝ち点3を持って帰ろうと選手たちに話した。本当に最後まで厳しく際どい試合になったが、サポーターの皆さんの気持ちとともに戦って勝ち点3を持って帰ることができた。本当に最後、選手たちの力になったのは応援してくれている人たちの思いだと思う。本当に感謝している。試合はいまも申しましたとおり、チャレンジャーとしてぶつかるわれわれ、逆に相手はわれわれを迎え打つという思いが立ち上がりにあったのかなと思う。そういった中でわれわれは2点を奪うことができた。逆にこのスコアが、チャレンジャーという思いから守りに入ってしまう試合になってしまったのかなと思う。相手も同じだけど、ピッチコンディションの影響もあり、なかなかうまくいかないプレーが続く中で、チャレンジしたりしかけるというプレーが出てこなくなったし、非常に苦しいゲームになった。途中で退場者が出たが、流れが変わらなかった。サッカーはメンタルスポーツだなとあらためて感じた。そういった中で粘り強く、勝利を呼び込むことがでた。選手のことを称えたいし、感謝したいと思う」

ーー前節の試合の監督コメントでは、山口戦に向けてこれまでと同じ準備をしていては、それ以下の試合になってしまう、というようなお話をされていましたが、今節に向けたトレーニングでは、どのような肉付けをしましたか? また、交代選手の中村選手と土岐田選手は時計の針を進めるということに関しては、重要な役割を果たしたかなと思いますが、彼らの采配についてお聞かせください。
「今節を連勝して迎えたこともそうだし、前回は山口さんに勝たせてもらったのもそうなのだけど、これぐらいでいいという考え方をなくしていくようにした。トレーニングの中でどういった戦術だとかという話はしていない。どういった取り組みをしていくかということで、あらためて今回、8ポイント離れている山口さんに胸を借りに行くということを少し強調した。そういったトライが立ち上がりのあの形になったのかなと思います。逆に90分間継続できなかったことを残念に思うし、それは今後の課題。2つめの質問については、中村にしても土岐田にしても、経験というものを存分に発揮してくれた時間帯だったかなと思う。特に中村に関してはスコアを取るチャンスがあったので、そういった中で点が取れれば今季初ゴールとなるので期待しただけど、残念です。ただ、チームにはすごく貢献してくれたなと思う」

ーー開幕して序盤は少しつまずきましたが、ここに来て4連勝で、9試合負けがないという状況です。どのように捉えていますか?
「前回の長野さんとのゲームでも話したが、ピッチの中で勝つために戦うという表現といいますか、何をしなければならないのかということを理解して、表現できるようになっているということが、いまの結果につながっていると思う。少しずつ選手たちが勝つために自分が犠牲になるのか、チャレンジしたほうがいいのか、いろいろと判断できるようになってきていると思う。先ほども言ったが、スコアの状況や相手の勢いなどで弱さを見せたところもあるので、このまま勝ち続けるには、まだまだやるべきことがあるなと思う」

ーー上位3チームの勝ち点が詰まってきましたが、そのあたりは意識していますか。
「そうですね。正直、負けられないなと思っている。勝ちを目指してやっていくだけ。山口さんに勝ったが、勝ち点3しか奪えない。そういった意味では(優勝に向けて相手が勝ち続けた場合)自力はないので、他力にはなるが、自分たちの目の前にある勝ち点3を奪う、ということではチャンスがあるので、そこの準備はしっかりやっていきたいと思う」

 

▪︎DF 5 深津 康太(町田)
「(試合を振り返って)セットプレー2本で決めるなんてウチのチームではそうそうあることではないし、これでラクになるかなと思ったけど、山口はあきらめないし、前半の最後に一番イヤな形で失点してしまったので、そこは反省点かなと思う。(今日の得点がご自身初ゴールとなりました)長かった……。うまくワンフェイクで外せたので良かったと思う。(こぼれ球の予測については?)別に適当にあそこにいただけ(笑)。ラッキーです。(セットプレーからのゴールもチームの成長なのかなと思いますが?)セットプレーで取れたことは大きかった。相手にはあまり背の高い選手はいなかったし、苦手としていたんじゃないか。取れて良かったと思う。次節・福島(ユナイテッド)戦に向けて)後半に押し込まれたことが反省点だと思う。相手が一人少なくなっていたし、今日はただ勝っただけかなと思う。次の相手は福島だけど、またチャレンジ精神を忘れずに叩きつぶしたい」

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