「ゼルビアTimes」郡司聡

【無料公開】J3第25節・SC相模原戦/相馬直樹監督VOICE「今回の武相決戦は今まで以上に一つひとつの局面の重みが増してくる」

■明治安田生命J3リーグ第25節13:00キックオフ
相模原ギオンスタジアム
SC相模原 vs FC町田ゼルビア

0802_0955 (1)©FC町田ゼルビア

■相馬 直樹監督(町田)
——13時キックオフの試合に向けて、特別に何か選手たちにアプローチしてきたことはありますか?
「相手も条件は同じだし、強いメンタリティーを持ってほしいという話はしてきた。どんな状況であれ、この状況下でファイトするには、心も体も試合までの1週間に良い準備をすることが大事なので、そのあたりのことを話すようにしてきた」

——この準備期間を通しての手ごたえはありますか?
「選手たちはいろいろな部分で前向きにやってくれていると思う。結局は、一つひとつの球際やゴール前で点を取るべきところで取る。そして点を取らせないことも含めて、今まで以上に一つひとつの局面の重みが増してくると思う。その局面でしっかりとしたパワーを出せるように、モチベーションや気持ちの部分を選手たちはしっかり持ってやってくれていると思う」

——90分フルパワーで戦うことは不可能な環境でペース配分やゲームコントロールも必要かと思いますが……。
「相手がしかけてくるのであれば、対応できるように付いていかないといけないし、自分たちがしかけるのであれば、仕留めないといけない。正直、90分主導権を握ることは難しい。当然自分たちの時間帯に取る、反対に相手に主導権を握られたと思っても、そういうときのほうがチャンスが転がっていることもある」

——武相決戦に向けて、サポーターへメッセージを。
「武相決戦は注目していただけるゲームです。ただ正直過酷な環境で戦うことになる。応援に来てくださる方も大変な中でわれわれを後押ししてくれることになると思う。その中でサポーターの方々の声援があることで、選手たちがあと一歩足が出たり、あと1メートル前へ出たり、体を張ることにつながっていくと思う。一緒に戦っていただいて、ぜひゲームを勝ち切り、先につながるようにしたいので、後押しをしていただけたらと思います」

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