「ゼルビアTimes」郡司聡

【マッチレビュー】J3第28節・グルージャ盛岡戦/必然の同点劇。緻密な“鳴尾戦略”に封じられた“相馬ゼルビア”のストロングポイント

■明治安田生命J3リーグ第28節9月13日13:00キックオフ
盛岡南公園球技場/811人
グルージャ盛岡戦 1-1 FC町田ゼルビア
【得点者】盛岡/89分 松田 賢太 町田/24分 重松 健太郎

DSC_0917 (1)©FC町田ゼルビア

▼立ち上がりに主導権を奪われたワケ

 

今季、公式戦でのグルージャ盛岡戦は、1勝1分1敗とまったくの五分。リーグ戦に限れば1分1敗と分も悪い。盛岡は町田にとって最も相性の良くない相手だが、今節の盛岡戦も一筋縄ではいかなかった。

鳴尾直軌監督は限られた手駒の中から、チーム状況と対戦相手の特長を踏まえて勝つための戦い方を導き出せる指揮官である。2週間前の天皇杯で喫した0-3という完敗を経て、鳴尾監督が導き出した今回の町田戦の戦い方の意図を、盛岡の指揮官は次のように話した。

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