「ゼルビアTimes」郡司聡

【無料公開・VOICE】J3第29節・レノファ山口戦/相馬 直樹監督『首位を走っているチームを相手に臆することなく、自分たちらしく戦いたいと思っている』(1,060文字)

■明治安田生命J3リーグ第29節9月20日(日)19:00キックオフ
町田市立陸上競技場
FC町田ゼルビア vs レノファ山口

0909_0392©FC町田ゼルビア

 

【VOICE】相馬 直樹監督
——首位・山口との試合に向けて、トレーニングの中で強調してきたことは何でしょうか?
「われわれはチャレンジャーなので、その気持ちをぶつけられるようにしていこうと。昨日(18日)は雨がひどく、トレーニングで思ったようなことはできなかったが、ベースの部分である今季一年間やってきたことをあらためて確認してきた」

——連勝を目指している中で前節の盛岡戦で引き分けという結果を挟みましたが、その中でチームの変化はありますか?
「結果でチームの変化はあるものだけど、次のゲームがすぐある中で気持ちが次の試合に向かっているなと感じている」

——オフを2日間取った狙いや効果は?
「天皇杯を挟んで連戦もあったし、精神的なリフッシュも兼ねていた。そのオフを挟んでも山口戦に向けての準備はできていると思っている」

——山口の印象は?
「あれだけのゴール数(リーグ1位・72得点)を記録しているし、守備もそれほど失点(25失点)が多いという話でもないと思う。ギリギリの試合を制する力も持っているし、首位を走っているだけの力を持っているチーム。勝ち点も離れていたのに、少しずつ差を縮めた状態で今回の対戦を迎えられることに関しては、自分たちをぶつけるだけだと思っているし、勝つことで手が届くところまで持ってこられる状況にいることは大きい。どれだけ詰めてひっくり返せるか。いまは勝ち点を積み上げることしかない。次の試合はわれわれらしくぶつかっていきたい」

——過去山口に2勝しているという事実は、次の3戦目でメンタリティーにどんな作用を及ぼすのでしょうか?
「自信を持ってくれていいが、過信はしてほしくない。なぜ山口さんに2連勝できたのか。それはチャレンジャーとして戦って2勝をしているわけで、それを忘れないことが一番大事。それを選手たちと確認して臨みたいと思う。当然それだけではないけど、チャレンジャーとして戦う姿勢がなくては難しい試合になると思っている。それは選手たちが一番分かっていると思う」

——最後にサポーターに向けてメッセージを。
「この試合を楽しみにしてくれていると思うし、首位を走っているチームを相手に、みなさんの前で臆することなく、自分たちらしく戦いたいと思っている。キックオフの時間は遅いですが、ぜひスタジアムで応援してもらえたらうれしい。ギリギリの戦いになると思うので、一歩先、1センチ先、勝利へ近付けてくれるのは人の思いだと思うので、それを伝えにスタジアムに来てください」

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