「ゼルビアTimes」郡司聡

【無料公開・小野路便り】相馬直樹監督が契約を更新。「J2に定着するための戦いを託してもらったと思っている」

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▼3年目の指揮を託された指揮官。ポイントは“継続力”

 

11日、クラブから相馬直樹監督の契約更新が発表された。2010年の前政権時代を除き、来季でチームを率いて3年目となる。今季の戦績は、23勝9分4敗のJ3リーグ2位。J2・21位大分トリニータとのJ2・J3入れ替え戦を2連勝で制して悲願のJ2復帰を果たした。

入れ替え戦第2戦後、チーム強化を司る丸山竜平強化部長が「継続力の部分を考慮して、来季も(引き続き指揮を執ることを)お願いさせていただく方向です」と話していたとおり、相馬監督本人と会談の席を持ち、正式に3年目の指揮を執ることが決定した。

チーム最後の練習日となった12日、報道陣の取材に応じた相馬監督は「一緒に昇格できたクラブをもう1年指揮を執らせてもらえることがうれしい。J2に定着するための戦いを託してもらったと思っている」とコメント。J2で戦う来季に向けては、「身が引き締まる思いがしているし、われわれは22番目のチームだが、上のステージでどれだけできるか、という楽しみの両方がある。J2へ定着するための第一歩とするために、残留することを謙虚に詰めながらしっかりと準備をしていきたい」と、その決意を語った。

Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)

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