「ゼルビアTimes」郡司聡

【コラム】短期集中連載「競争という名の戦い」第2回/DF 4 三鬼 海『世界へのチャレンジ』

J2復帰を果たす2016シーズンに向けて、加入した新戦力は実に8名。J2昇格を勝ち取った既存メンバーにとっては、彼らとの定位置争いというチーム内での競争が待っている。シーズン開幕まで、新戦力とのレギュラー争いに挑む男たちに焦点を当てる短期集中連載『競争という名の戦い』がスタート。第1回は特別編として、リオ五輪出場を目指す三鬼海にフォーカスした。

▼発言の裏に隠された本音

五輪6大会連続出場を果たしたU-23日本代表のチーム立ち上げ時に、候補メンバーに名を連ねていた三鬼海にとって、カタール・ドーハで開催されているAFC・U-23選手権は、決して他人事ではなかった。

北朝鮮とのグループステージから始まった大会期間中、日本のゲームは欠かさず観戦し、まずは「五輪に行ってほしかった。国民としても」というスタンスでテレビの前に向かった。しかし、それは決して本音ではない。宿敵・イラクとの準決勝を2-1で制した日本は、リオ五輪本大会出場への切符を無事に手にした。

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