「ゼルビアTimes」郡司聡

【コラム】J2第4節・ツエーゲン金沢戦/勝利のバックグラウンド

■明治安田生命J2リーグ第4節・3月20日(日)16:00キックオフ
町田市立陸上競技場/4,013人
FC町田ゼルビア 2-1 ツエーゲン金沢
【得点者】町田/11分 中島裕希 28分 中島裕希 金沢/39分 作田裕次

▼迫力のある攻撃を展開できたワケ

2-1で勝ち切ったツエーゲン金沢戦を終えた相馬直樹監督は、試合後の会見でこの日の勝因について次のように語った。

「(攻撃に)パワーを使っている中で点を取れたことが非常に大きかったと思っている」

金沢のCB作田裕次に「試合開始からホームの勢いをすごく感じた」と言わしめるほど、FC町田ゼルビアは序盤から猛攻をしかけた。11分には「ユウキくん(中島裕希)の個の力による部分が大きかった」(森村昂太)という中島によるハイクオリティーのゴールで先制すると、28分にも鈴木崇文のクロスボールに中島が頭で合わせて追加点を奪った。

勝利を手繰り寄せた序盤の猛攻ーー。実は立ち上がりから迫力のある攻撃を展開できた背景には、あるエピソードが隠されている。

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