「ゼルビアTimes」郡司聡

【コラム】J2第12節・カマタマーレ讃岐戦/MF 39 重松 健太郎『運命のタイミングで刻んだ“一発回答”』

■明治安田生命J2リーグ第12節・5月7日(土)13:00キックオフ
Pikaraスタジアム/2,739人
カマタマーレ讃岐 0-1 FC町田ゼルビア
【得点者】町田/6分 重松健太郎

▼持ち味を象徴する決勝点

試合開始早々の6分、森村昂太の左足から放たれたCKの軌道を確かめた重松健太郎は、視界にキム・ソンギが入ってきたのが見えた。「ソンギくんならば、絶対に競り勝つ」。確信めいた思いを抱いた背番号39は、「何かが起きる」と信じてゴール前に突っ込んだ。次の瞬間、重松はボールがゴールに収まっていることを確認した。「入ったんだ」。歓喜の瞬間を迎えたチームは、殊勲者を中心に喜びの輪がはじけた。

(残り 2870文字/全文: 3158文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ