「ゼルビアTimes」郡司聡

【マッチレビュー】J2第19節・愛媛FC戦/怒涛の反撃も、遠かった1点。綿密な“木山プラン”に屈する

■明治安田生命J2リーグ第19節・6月19日(日)18:00キックオフ
町田市立陸上競技場/3,481人
FC町田ゼルビア 0-1 愛媛FC
【得点者】愛媛/51分 内田健太

▼愛媛流・“町田対策”

敵将・木山隆之監督は、「いろいろと作戦を練ってくる監督」(谷澤達也)に恥じないFC町田ゼルビア対策を施してきた。守備時には1トップ2シャドーが帰陣して中央を固め、ビルドアップに苦慮したダブルボランチの一角が最終ラインまで下りて攻撃の構築に参加すれば、1トップの阪野豊史が前方のパスコースを封鎖。仮にSBへボールを付けて逃げ道を作ろうものならば、2シャドーがSBへのアプローチを強めて、SBから前方への展開を遮断した。ボールを持つたびに左シャドーの河原和寿に監視されていた三鬼海が次のように振り返る。

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