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「ゼルビアTimes」郡司聡

【マッチレビュー】J2第24節・セレッソ大阪戦/果たした雪辱。守備陣が後方で支えた今季初の逆転勝利

■明治安田生命J2リーグ第24節・7月20日(水)19:00キックオフ
キンチョウスタジアム/9,323人
セレッソ大阪 1-3 FC町田ゼルビア
【得点者】C大阪/7分 杉本健勇 町田/47分 鈴木孝司、68分 鈴木孝司、84分 中島裕希

▼守護神の覚悟

開幕戦の相手・セレッソ大阪との“リターンマッチ”を前に、FC町田ゼルビアの守護神はある種の覚悟を決めていた。

「試合前から何本かチャンスを作られるだろうし、何本か止めないと勝つことは難しいだろうな」

しかし、前半立ち上がりの7分、そんな守護神の思いとは裏腹に、町田は先に失点を喫してしまう。左サイドから清原翔平に絶妙なクロスボールを入れられた上に、第12節・カマタマーレ讃岐戦以来の先発出場を果たした畠中槙之輔は、ゴールを決めた杉本健勇にポジション取りで先手を取られてしまった。その畠中は序盤にもロングボールを被ってしまい、CBの相棒カルフィン・ヨン・ア・ピンのカバーに救われるなど、彼の試合の入りも決して良いとは言えなかった。

だが、この日の町田は簡単にファイティングポーズを下げなかった。「0-2になっていたら厳しい試合になると思っていた」と高原寿康。個々の能力では相手のほうがはるかに上だし、押し込まれることは承知の上。むしろ、先に失点をしたことで気落ちしてしまうことのほうが相手にとって思うツボだった。

前節・ジェフユナイテッド千葉戦に続き、先制された町田は高精度のフィードで何度も左右に振らながらも、チーム全体が懸命のスライドで相手に食らい付いていく。谷澤達也や重松健太郎の両サイドハーフは、幅広い左右の動きとサイドでのプレッシングのスイッチ役を担ったため、消耗度は激しかったに違いない。エースの鈴木孝司は、「サイドの選手はキツかったと思う」と試合後に語るほどだった。

とはいえ、C大阪も夏の連戦であることを考慮したのか、前半だけで勝負を決めようというほど、攻撃に迫力があったわけではない。「最近のセレッソさんは点を取ると無理に攻めてくることはなく、ゲームをうまくコントロールしている試合が多い。今日の試合も同じような展開になった」と相馬監督が会見で振り返ったように、C大阪は適度に相手をいなしながら、アタッキングエリアに入ったあと、隙あらば町田ゴールを陥れることを狙ってきた。

そして迎えた38分。丸岡満と杉本のパス交換から丸岡が作り出した決定機の場面では、高原が立ちはだかり追加点を与えず。C大阪のペースダウンと守護神の奮闘により、町田は前半のうちに点差を広げられることなく、ハーフタイムに突入した。

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