「ゼルビアTimes」郡司聡

【マッチレビュー】J2第32節・ツエーゲン金沢戦/新2トップの破壊力とセットプレー、そして持ち前のハードワーク。“3種の神器”で金沢を振り切る

■明治安田生命J2リーグ第32節・9月18日(日)18:00キックオフ
石川県西部緑地公園陸上競技場/2,076人
ツエーゲン金沢 1-2 FC町田ゼルビア
【得点者】金沢/66分 山崎雅人(PK) 町田/17分 仲川輝人、69分 中村祐也

▼明確だった両チームの狙いどころ

この一戦における両チームの狙いは明白だった。敵地に乗り込んだFC町田ゼルビアは、スピードにやや難を抱えるツエーゲン金沢のCB作田裕次と太田康介のウィークポイントを突くために、もともと裏抜けを得意とする中島裕希と仲川輝人はより背後を突く意識を強めて試合に臨んでいた。「特にサク(作田)は足がそんなに速い感じでもないし、裏を取ってスピード勝負になれば二人とも勝てると思う」。モンテディオ山形でともにプレーした作田の特長を知っている中島はそう踏んでいた。

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