「ゼルビアTimes」郡司聡

【松本雷鳥通信×町田日和コラボ企画】【マッチプレビュー】J新規参入同期組リレーコラム/松本雷鳥通信『”同期の桜”をリスペクトしつつ』(多岐太宿)↔︎町田日和『同期へのライバル意識とチームの現在地』(郡司聡)

今回は2012年のJリーグ新規参入同期組でもある松本山雅FCとの対戦を前に、松本の情報を中心に伝えるWebマガジン『松本雷鳥通信』との連動企画をお届けします。

▼勝ち点3はマスト。不安要素少なき松本

自動昇格圏の2位につける松本山雅FCにとって、今節・FC町田ゼルビア戦はまさしく大一番となる。

3位・清水エスパルスの戦いぶりを見ると、残り2試合は全勝しそうな勢いだ。勝ち点差3の松本としては、最低でも1勝1分にしないと……。得失点差も踏まえて、そんな「捕らぬ狸の皮算用」をしがちだが、それはあくまでもピッチ外の都合。実際にピッチ内で戦う選手やスタッフには、目の前の試合しか見えていない。1試合1試合で全力を尽くし、着実に勝ち点を積み重ねてきた。その結果としての“勝ち点81”である。首位を走り続けてきた札幌が足踏みしている間に、フト気付けば勝ち点で並んでいた。

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