「ゼルビアTimes」郡司聡

【短期集中連載・シーズンレビュー2016】第1回/期待と不安が入り混じったプレシーズン

J2復帰初年度を7位で終えた2016シーズン。“相馬ゼルビア”は、チームとしていかなる足跡を刻んできたのか。今回から4回に分けてお届けする【短期集中連載・シーズンレビュー2016】。第1回は開幕前のチーム作りに焦点を当てる。

▼安定のセンターラインに適材適所で戦力を増強

「継続性」(丸山竜平強化部長)を一つの理由に、“第二次相馬政権”は、今年3年目を迎えた。昨季は大分トリニータとのJ2・J3入れ替え戦を制したFC町田ゼルビアは、2012シーズン以来、4年ぶりのJ2を戦う権利を手にした。シーズン目標は、“J2定着に向けた足がかりを作ること”。「J2残留」という明確な言葉は使わずに、新体制発表でも、一つでも上の順位を目指すことが強調されていた。

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